企業および組織へエンドツーエンドのコンサルティングサービスを提供するAKKODiSコンサルティングでは、企業のエンジニア採用担当者527名を対象に「今後、現場においてニーズが高まると予想されるIT技術やサービス」について調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
OS・サーバ・ストレージ・データベース
1位) AWS
2位) Google Cloud Platform
3位) Azure
企業のエンジニア採用担当者500名が、「OS・サーバ・ストレージ・データベース」の分野で今後ニーズが高まると回答した1位は、「AWS」、2位「Google Cloud Platform」、3位「Azure」と、いわゆる世界三大クラウドが上位を占める結果になった。
昨年の調査から「AWS」、「Google Cloud Platform」は約2倍に上昇している。
企業のDX推進を支援するためにも、クラウドサービスを提供する各社はアジャイル開発や高度なデータ分析に対応できるサービス拡充に注力しているため、最新の技術をもつクラウドエンジニアへの需要は今後も高まることが予想される。
ネットワーク・セキュリティ・運用分野
1位) クラウドセキュリティ
2位) 次世代ファイヤーウォール
3位) IDS/IPS
「ネットワーク・セキュリティ・運用」の分野で、今後ニーズが高まると回答したものは、1位「クラウドセキュリティ」、2位「次世代ファイヤーウォール」、3位「IDS/IPS」という結果になった。
昨年の調査と1位に変動はないが、2位、3位は倍近い数値となり順位も大きく変動している。近年の業務のクラウド化に伴い、大手企業から中小企業まで多くの企業が多様化するサイバー攻撃やセキュリティ事故により、被害金額が増加。セキュリティ対策は、企業にとって喫緊の課題となっており、そうした意識の高まりが反映された結果になった。