スポーツ熱〜地元スポーツチーム・選手を応援する熱量が最も高いのは「広島県」
■全国で最もスポーツ観戦が好きな都道府県は「東京都」
続いて“スポーツ熱”について調査を行なった。スポーツ観戦に対する熱量では、「東京都」が最も高く、全国平均(55.1%)を約14ポイント上回る69.0%が「スポーツ観戦が好き(とても好き+まあ好き)」と回答。僅差で「広島県」(68.0%)、そして「新潟県」(64.0%)が続いている《図表4》。
■全国のスポーツ観戦率、野球は「広島県」、サッカーは「大分県」が第1位
スポーツ観戦の中でも、特に人気の高かったスポーツは「野球」(33.0%)でした。日本の国民的スポーツでもあり、約3人に1人が野球を観戦していることが分かります。次いで「サッカー」(25.9%)、「バレーボール」(15.1%)という結果になりました。
さらに、都道府県ごとの各スポーツの観戦率について調査したところ、「野球」の観戦率が高い都道府県第1位は「広島県」(52.0%)だった。全国平均(33.0%)を大きく上回り、回答者の約2人に1人は野球観戦をしていることになる。また、「サッカー」は「大分県」(36.0%)が最も高い結果となった《図表5》。
■地元のスポーツチームや選手を応援する熱量が最も高いのは「広島県」
応援する地元のスポーツチームや選手の有無について聞いたところ、「広島県」は62.0%が「応援している地元チーム・選手がいる」と回答。全国平均(21%)を大きく上回った。
また、続く「宮城県」(33.0%)に29ポイントの大差をつけている。「広島県」は、野球の「広島東洋カープ」、サッカーの「サンフレッチェ広島」など、サポーターの熱量が高いチームが多く、地元チームの盛り上がりが大きいことから、スポーツ観戦が好きな都道府県第2位、野球観戦率が高い都道府県第1位の結果につながったと考えられる《図6》。
調査概要
実施時期/2023年10月20日(金)~23日(月)
調査委託先/ネオマーケティング
調査方法:インターネット調査
調査対象/全国男女4700人(性年代別・都道府県均等割付)
出典/第一三共ヘルスケア「“熱”に関する全国調査」
関連情報
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/
構成/清水眞希