第一三共ヘルスケアでは47都道府県を対象とした〝熱〟に関する調査を実施。結果をグラフと図表にまとめて発表した。
本稿では、その内容を一部抜粋してお伝えする。
地元熱〜全国で最も地元愛が熱いのは「沖縄県」
全国47都道府県の男女を対象に、生まれ育った地元への愛着について聞いたところ、「沖縄県」は「地元が好き(とても好き+まあ好き)」と回答した人が全国平均を約14ポイント上回る96.0%に上り、“地元愛”が全国で最も熱い結果となった。
地元を好きな理由として、「のんびりしている」「過ごしやすい気候」「海がきれい」などの回答があがり、気風や気候により「住みやすさ」を感じている人や、沖縄ならではの自然環境に魅了されている人が多いことが推察できる。
一方、第2位の「東京都」(93.0%)は、地元を好きな理由として「買い物や交通が便利」「治安が良い」という回答が多く、都市としての利便性がありながら安全な点に魅力を感じている人が多いことがわかる《図表1》。
■地元密着型の人が最も多い都道府県は「山梨県」
地元への居住経験についても調査を行なったところ、「生まれてから一度も生まれ育った地元を離れて暮らしたことがない」という“地元密着型”の人が最も多い都道府県は「山梨県」となった。
「山梨県」は、全国平均(35.8%)を約11ポイント上回る47.0%を“地元密着型”が占め、約半数が一度も県外で暮らしたことがないことになる。そして、同率第2位は「富山県」「愛媛県」(46.0%)、第4位は「沖縄県」(45.0%)が続いている《図表2》。
■〝地元回帰型〟の人の出身地で最も多いのは「青森県」と「鳥取県」
「一度生まれ育った地元を離れて別の地域で暮らしていたが、今は再び地元に戻って生活している」と回答した“地元回帰型”の人の出身地で最も多いのは、「青森県」と「鳥取県」だった。
両県は48%と、全国平均(31.2%)を15ポイントも上回りました。次いで、「秋田県」(46.0%)、「長野県」(45.0%)が多い結果となっている《図表3》。