親のお金について把握できていなかった資産は平均2297万7000円
生前に親の財産について、事前にすべて把握していた人は1割にも満たない結果となった。未把握の資産は金額にして平均2297万7000円(中央値300万円)。一方、子ども(※20歳以上)に隠している資産がある親は約2割で、金額の平均3147万円(中央値500万円)。
■家族で話しづらい相続周り!お金のトラブル以外にも困りごとが……
相続に直面した際に約6割が事前の準備ができていない結果に。さらに、実際に困ったこととしては、制度への理解や事務手続きへの対応などが挙げられた。
調査概要
[1] 【家族のじかんと相続に関する実態調査】
調査方法/インターネット調査
調査時期/2023年11月
調査対象/全国の健在の親または子どもが1人以上いる20〜70代以上 男女計600名(相続経験者416名、相続未経験者184名)
※ 小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。 ※性年代均等割付
[2] 【算出方法について】
※1「20代の一生のうち家族と会話する残り時間の合計」
(1) 直近1年間で家族と過ごした日数と、1日当たり会話した時間を掛け合わせ、直近1年間で家族と会話した合計時間を算出。
②(2)(1)の結果に×10して、10年単位の数値として算出。
③(3)自分の年代以上における数値を全て積み上げ、今後家族と過ごして会話するだろう時間(=家族で過ごす残り時間)を算出。
※2「年末年始のみ家族と過ごす20代の、一生のうち家族と対面で会話する残り時間の合計」
(1) 各年代の年末年始に家族と会話した時間の中央値を算出。
(2)(3)の結果に×10して、10年単位の数値を算出。
(3)自分の年代以上における数値を全て積み上げ、今後年末年始に家族と過ごして会話するだろう時間(=年末年始に家族と過ごす残り時間)を算出。
出典/三菱UFJ銀行 相続手続きサポートWebサービス「そうぞくガイド」
関連情報
https://sozoku-guide.bk.mufg.jp
構成/清水眞希