帰路の渋滞でも威力を発揮してくれた進化したACC(アダプティブクルーズコントロール)
DOG DEPT GARDEN木更津店でランチ、ショッピング、ドッグランを楽しんだあとは、せっかく「新型スペーシア」のラゲッジスペースに折り畳み式ペットカートが真横に積み込めたことをいいことに、夕方までララをドッグカートに乗せ、アウトレットでショッピング。そのため、帰路のアクアラインはクリスマスシーズン、年末ということもあって大渋滞。しかし、そんな場面でも、「新型スペーシア」なら心配なし。往路でもお世話になった、的確な道案内をしてくれるメーカーオプションの大画面9インチナビゲーションと、進化したACCによって大渋滞でもストレスフリー!!
なにしろ、全車速追従機能・停止保持機能付きのACCは、渋滞時にブレーキペダルから足を離しても自動でブレーキを保持してくれるだけでなく、システムが車線を認識し、車線中央付近の走行をサポートしてくれる「車線維持支援機能」は、渋滞で先行車との距離が縮まり、車線が見えにくい(システムが認識しにくい)状況でも、先行車の走行軌跡情報を活用するなどした制御を行ってくれるので、ドライバーの渋滞による肉体的、精神的ストレスは最小限。もちろん、渋滞が解消しても、ACCと高度な機能を備えた大画面のスズキ純正ナビゲーションが、快適かつスムーズに、わが家へと誘導してくれたのでした。
「新型スペーシア」のドッグフレンドリーカーとしての実力に大満足
「新型スペーシア」は全車マイルドハイブリッド。燃費性能はNAエンジンのFFモデルで最高25.1km/Lというクラストップの数値で(今回乗ったスペーシアHYBRID X FFは23.9km/L)、ガソリンの消費量も少なくて済み、アクアラインの平日ETC通行料金は普通車の800円に対して640円となり、近所のちょっとしたお出かけから、今回のようなちょっと足を伸ばしたドライブまで、安心・快適・便利にこなしてくれる実力、経済性を再認識。両側スライドドアからの後席への乗降性や乗り心地の良さ、聴覚に優れた犬にも優しい車内の静かさ、広々とした室内空間の居心地の良さ、愛犬用品をしまっておくのにも便利な車内の収納の豊富さ、スライドドアからの犬の乗降性の良さ、スリムサーキュレーターによる1年中快適に過ごせる後席の空調環境の良さ、そして軽自動車ならではの機動力、純正ペットアクセサリーの用意など、近所使いからちょっとした遠出までに大活躍してくれるドッグフレンドリーカーとしての資質もまた、文句なしでした。
企画・構成・文/青山尚暉
写真/雪岡直樹