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フィアット「ドブロ マキシ」vs日産「セレナ e-POWER」スタイルで選ぶ最新ミニバン対決

2023.12.17

居住性、機能性、細部まで使い勝手にこだわった新時代のミニバン

FIAT『DOBLÒ MAXI』

FIAT『DOBLÒ MAXI』

エンジンルーム
FIAT『DOBLÒ MAXI』パワーユニットは4気筒1.5Lのディーゼルターボで130PS、300Nmを発生する。ガラガラ音は若干あるが1000回転からトルクフルに。

運転席と各種装備
FIAT『DOBLÒ MAXI』ハンドルはレザーだが、室内は黒一色の実用車カラー。8インチ液晶画面の下の小さなダイヤルが8速ATのシフト。シンプルな室内。

シートスペース
FIAT『DOBLÒ MAXI』シートはファブリック素材を採用、体をしっかり支えてくれる。室内は2×3×2の7人乗り。どこの席でもゆったりしており快適。

ラゲージスペース
FIAT『DOBLÒ MAXI』3列目のシートの下にトノカバーを収納できる。3列シートを外すと、2列目の後部にトノカバーをはめることができる設計。

【 ココがポイント!】2列目シートは独立式で使い勝手もいいFIAT『DOBLÒ MAXI』2列目シートは1脚ずつの3人掛け。シートはそれぞれスライドはしないが背もたれを前倒させるとスライドダウンでフラットな床になる。前席の背面にテーブルがついている。

【 ココがポイント!】3列目のスペースも広くシートアレンジも多彩FIAT『DOBLÒ MAXI』3列目は1脚ずつの2人定員で、足元のスペースも十分。3列目は固定されており、スライドはしないが、ワンタッチで折りたためる。さらにシートごと取り外すことも可能。

日産『セレナ e-POWER』

日産『セレナ e-POWER』

エンジンルーム
日産『セレナ e-POWER』直4、1.5Lのガソリンエンジンに交流同期モーターを組み合わせている。そのせいもあってか、フロントがややヘビーになった印象。

運転席と各種装備
日産『セレナ e-POWER』大型の液晶画面とメーターパネルが目につくインパネ。ハンドルは小径で、握りも太めのスポーティーなタイプ。シフトはスイッチ式。

シートスペース
日産『セレナ e-POWER』前席左右でウオークスルーできる室内空間。定員は2×2×3の7名乗車。2列目、3列目もスライドするのでレッグスペースも広さを選べる。

ラゲージスペース
日産『セレナ e-POWER』3列目シートを使用してもラゲージスペースは多少確保されている。3列目は3人掛けで、中央のヘッドレストを取り付けて使う。

【 ココがポイント!】細部まで気配りのあるデザイン
日産『セレナ e-POWER』変速はパネルタイプを採用。Rボタンだけ一部が盛り上がっているので、シフトする時に目で確認しなくても、R(リバース)にシフトすることができるようになっている。世界初の仕様だ。

【 ココがポイント!】力を使わずともスムーズにカスタムできる3列目シート
日産『セレナ e-POWER』3列目のシートアレンジは、座面を折りたたんで脚のフックを外すと、左右に跳ね上がる。座面に備えられたロープで固定して使う。2列目シートはスライドするので、荷室は広々としている。

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