コロナ禍が収束したことで経済活動が活発化した2023年。業績がコロナ禍前に戻りつつある企業も多いが、一方で円安や物価高、インボイス制度に人手不足など新たな問題も起きている。このような社会環境の中、中小企業の冬のボーナス事情はどうなっているのだろう。
フリーウェイジャパンは、中小企業/零細企業の従業員130人、ならびに代表取締役/個人事業主166人を対象とした、「2023年度 冬のボーナス実態調査」を実施した。
冬のボーナス、支給済/支給予定は42.0%!一方支給額が前回より増加した人は、昨対比12.4ポイントマイナス
Q1. 冬のボーナスの支給予定はありますか?またはすでに支給しましたか? (SA)
対象:代表取締役の方(n=112)
冬のボーナスの支給予定について聞いたところ、「支給予定あり/支給済み」が最多の42.0%で、2022年度に実施した冬のボーナス調査の結果と比較して15.7ポイントの増加となった。「支給予定無し」については27.6%という結果に。
Q2. 昨年の冬ボーナスと比べて増減はありましたか?(SA)
対象:Q1で「支給予定あり/支給済み」と回答した方(n=47)
昨年度と比較した支給額の増減について聞いたところ、「全体的に増加した・増加する」が42.6%という結果になり、昨年から12.4ポイントの減少となった。最多回答は「変わらない」で44.6%、「全体的に減少した・減少する」は12.8%。
Q3. 今年度の上期と下期で業績に変化はありましたか?(SA)
対象:代表取締役/個人事業主(代表)の方(n=166)
今年度の上期と下期での業績の変化について聞いたところ、「変化なし」が最多の38.0%で、昨対比7.1ポイント増加したことが明らかに。
また、「上期では業績が下がったが、下期では業績が上がった」が6.0%、「年間を通して、業績が上がった」が24.7%。「上期では業績が上がったが、下期は業績が下がった」が6.6%、「年間を通して業績が下がった」が24.7%という結果になった。