専門的な用途だけでなく、話し相手などの日常的な用途にも
6位の「雑談・おしゃべり」では、「久しぶりに会う友達と英語で話すための練習相手になって」や「ラーメン食べたい」など、個人的なつぶやきに答えてもらうなどBardを会話の相手にする活用方法がランクインした。
7位にランクインした「新たな見解を得る」では、「カツ丼は卵とじかソース派か」や「2つのグループに分けてディベートして、たいやきは頭から食べるか尻尾から食べるか?」など、多様な視点から特定のトピックを分析するために使われていた。
8位の「要点をまとめる」の質問では、「下記の文章をまとめて」や「関ケ原の戦いについて理解を深めるために質問を10個考えて」など文章や特定のトピックの要点をまとめる使い方がランクイン。
また、質問もしくは回答への続きとして「それぞれの答えと合わせて表でまとめて」と付け加えると表で回答を表示してくれ、それをそのまま他のドキュメントにコピーすることもできる。
またBardの機能を使うことで、もっと簡単に自分の得たい回答を便利に得ることが可能だ。
Google Lensを活用すると写真での質問ができるため、例えば、散歩中に気になった花の写真を撮り、Bardに花の種類や育て方を聞いたり、「冬休みに行く日光 2泊3日の旅行でおすすめの場所を写真つきで紹介して」などへの回答を写真とともに得たりすることができる。
英語ランキングとの比較
英語のランキングと比較すると、日本語では事実確認や専門的な相談など一般的な情報収集から専門的な領域に関することまで多くの質問がされた一方で、英語では、事実の確認とともに、プログラミングがよく使われており、情報収集と技術的な作業にBardが活用されていた。
また、文章などの要約や文書の続きを手伝ってもらう文章を完成させる活用の仕方にも使われていたことが特徴だ。
※このランキングでは、2023 年中に入力された質問を基にカテゴリー分けしています。(調査対象期間: 2023年5月10日~11月15日)
※本ブログで紹介した質問は、各ランキングのカテゴリーにあてはまる具体例を示したもので、実際にユーザーが入力した質問ではありません。
※Bard は不正確な情報(人物に関する情報など)を表示することがあるため、生成された回答を再確認するようにしてください。
関連情報
https://japan.googleblog.com/2023/12/2023-bard-10.html
構成/清水眞希