トラックや貨物列車を用いて、陸路から物資を輸送する陸運業。同業界において、もっとも平均年収が高い会社は、いったい、どこになるのだろうか?
SalesNowはこのほど、日本全国500万社以上の企業情報を網羅した日本最大級のデータベースを有する「SalesNow DB」における、2023年陸運業界平均年収ランキングTOP10を発表した。
2023年陸運業界平均年収ランキング、第1位はヤマトホールディングス
第1位はヤマトホールディングス。物流、引越、金融会社などを傘下に持ち、東証第1部に上場しており、宅急便で知られるヤマト運輸株式会社を保有している。かつては、ヤマト運輸を中心としたグループ体制を敷いていたが、分社化と再編を進め、主力の宅配事業を中核に事業部門ごとに別会社とした。これにより、ヤマトホールディングスの傘下に事業会社が入る体制となっている。
(会社情報:https://db.salesnow.jp/companies/7010001034964)
第2位は相鉄ホールディングス。相模鉄道など相鉄グループを統括する純粋持株会社であり、本社は神奈川県横浜市に位置している。前身は、大正時代に設立された鉄道事業者である相模鉄道で(通称:相鉄)あり、同社は本業の鉄道事業以外にも、バス事業や不動産事業などを営む多角的経営を行い相鉄グループを形成している。
(会社情報:https://db.salesnow.jp/companies/7020001014874)
第3位は阪急阪神ホールディングス株式会社。阪急電鉄・阪神電気鉄道・阪急阪神不動産・阪急交通社・阪急阪神エクスプレス・阪急阪神ホテルズおよびこれら6社の子会社を統括する持株会社だ。2006年の「阪急・阪神経営統合」により発足し、阪急電鉄(阪急電車)・阪神電気鉄道(阪神電車)といった2つの大手私鉄と、不動産や旅行事業などの多数の関連事業会社を傘下にすることとなっている。
(会社情報:https://db.salesnow.jp/companies/2120901019851)
第4位はNIPPON EXPRESSホールディングス株式会社。日本通運をはじめとするNXグループ(旧・日本通運グループ)を統括する持株会社だ。グループ会社数は309社、従業員は連結で73,482名(2022年12月)になる。
(会社情報:https://db.salesnow.jp/companies/5010001223668)
第5位は西武ホールディングス。大手私鉄の西武鉄道や西武・プリンスホテルズワールドワイド、西武リアルティソリューションズ及びプロ野球球団の埼玉西武ライオンズ等を傘下に持つ西武グループの持株会社だ。東京都豊島区に本社がある。
(会社情報:https://db.salesnow.jp/companies/5013301022087)
以降、第6位は東急、第7位はカンダホールディングスと続く。
<調査概要>
調査期間:2022年7月 – 2023年7月
※なお、SalesNow DBでは各業界のカテゴリを「メイン業界」「サブ業界」に区分し、今回は「メイン業界」を抽出しランキングを作成している。またSalesNow DBでは商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出している。情報の正確さに関して万全を期しているが、情報の全てにおいて保証するものではない。
出典元:SalesNow DB
構成/こじへい