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洗濯物が60分でふんわり!販売台数100万台を突破したリンナイのガス衣類乾燥機「乾太くん」が〝乾太様〟と称賛されるワケ

2023.12.06

『乾太くん』いや、『乾太様』降臨! 写真は2023年に新発売された『乾太くん DELUXE TYPE』6kg。(¥206,690)。

1992年に発売した名古屋のガス機器メーカー「リンナイ」のガス衣類乾燥機『乾太くん』が大ブレイク中だ。SNSでは「乾太様降臨。」「365日乾太様に乾かしていただいている。」「乾太様なしの生活など耐えられない!」などと、絶賛する声が多数あがっている。

『乾太くん』って一体なにモノ?

『乾太くん』は、発売から31年というロングセラー商品だ。「主にリピーターの方に支えていただき、30年以上にわたって販売しています」(以下「」内、すべて広報・小林さん)というが、ここ数年で前年より販売台数が3割程度増えることもあるなど、一気に火がついた。そして、2023年には販売台数100万台達成(※)である。

※集計対象はリンナイ製「乾太くん」

「リンナイ」といえば給湯機器や厨房機器など、熱エネルギー関連の機器製造販売を行う大手メーカーだ。近年では、水回りの汚れを付きにくくし、肌のうるおいを持続させるエアバブル商品に力を入れ、“快適な暮らしを提供する”製品をラインナップ。家の給湯器やコンロがリンナイ製という人も多いだろう。

その中で、「『乾太くん』は1992年に発売を開始しました」。

「共働き世代が一般的になったことや、2019年のコロナ禍をきっかけにおうち時間を充実したい方が増えたこと。また、ゲリラ豪雨など予期せぬ天候不良の日が増えたことなども、近年の売り上げにつながっていると考えています。それに、SNSやYouTubeなどでお客様に盛り上げていただいたことも100万台につながった大きな理由ではないでしょうか」と小林さん。

「わが家では『乾太くん』ではなく『乾太さん』と呼んでいる」「『乾太くん』なんて呼べない。『乾太様』」といったふうに擬人化されて崇拝されるのは、この名前ゆえの盛り上がりかもしれない。

支持される理由=「速い・ふんわり」だから「家事負担減」

ヒット商品『乾太くん』の魅力は多々あるが、支持する声の中でもとくに目立ったのが抜群の乾燥力だ。それにより家事にかかる手間ひまが大幅にカットされるという。詳しく見てゆこう。

■短時間で乾くから家事の時短につながる

まず驚くのは乾きの速さだ。6kgの洗濯物を約60分、9kgの洗濯物を約90分で乾燥させる。

「およそ80度の温風で一気に乾燥するため、電気衣類乾燥機と比べると1/3ほどの時間で終わり、家事の時間を大幅に短縮できます。たとえば共働きで夜遅くに洗濯をする場合も、短時間でしっかり乾かせるから朝がスムーズ。また、1日に何度も洗濯する子育て世代も、1回目の洗濯物を乾かしつつ2回目の洗濯をしていただけます」

【実際に乾燥を体験してみた】

今回はバスタオル3枚を、いわゆる「脱水」した状態で入れる。バスタオルは何度か洗濯を繰り返しているもので、新品ではない。

(1)脱水した洗濯物を入れる

洗濯物を入れるためドアを開けると、庫内にLEDライトが点灯。「靴下や下着など庫内で見落としがちな小物類も視認性が高くなります」。

(2)「標準」で乾燥スタート!

シンプルに乾燥のみの場合は「標準」コースを選ぶ。「『DELUXE TYPE』からはタッチパネルとダイヤルで操作していただけます」。

右の「スタート」ボタンを押すと、液晶にかかる時間を表示する。今回はバスタオル3枚で30分。

(3)音がなり、仕上がりを通知

朗らかなメロディーとともに「できました」と仕上がりを教えてくれるから、せっかく乾いた洗濯物を入れっぱなしという悲劇も起きづらい。

おおお……まるで新品のようにふんわりしている。

脱水した洗濯物を入れ、スイッチを押すだけ。乾燥している間は取材をしていたのだが、その音は想像以上に静かでストレスなし。しかも天日干しや電気衣類乾燥機と比べて圧倒的な速さで乾き、なおかつ干す手間もない。とにかく洗濯・乾燥にかかる日々の負担が激減するのだ。

■ふんわり乾き、アイロンも最小限で済む

左から「天日干し」「電気乾燥機」『乾太くん』と、乾かした3枚のバスタオルを比較。同じように畳んでも、ふんわり具合が一目瞭然だ。

乾燥したバスタオルで驚いたのが、肌触りのよさである。何度か洗濯を繰り返し、天日干しをしたタオル類は特有のゴワゴワ感が出てくるものだが、“その感じ”がない。

「タオルを天日干しすると、繊維が寝たままの状態で乾くため、どうしても洗濯するほどゴワゴワになってゆきます。『乾太くん』はガスの強い温風で繊維1本1本を立たせて乾燥するため、繊維が根本から立ち上がり、ふんわり仕上がるんです」

また、大風量の熱風で回転させながら乾かすことでシャツなどのシワが自然と伸びるのもメリット。「アイロンをかける手間が省けますよ」。

短時間でふんわり乾くことで、生乾き臭とも無縁になる。洗濯物が乾きづらい冬場や雨天の日などの、億劫な室内干しともおさらばだ。

■スムーズに乾くことで「1回あたり83円~」と低コスト

強力に乾かすから光熱費がかかるだろうと思っていたら……?

リンナイによると、そのガス代と電気代を合わせたコストは、6kgなら1回あたり83円。9kgなら1回あたり128円だという。「ガス乾燥機だから乾きが速く、一度あたりのコストが抑えられます」(※)。

※価格はガス料金、電気料金によって異なる

乾きの速さでいえば、コインランドリーのガス乾燥機も甲乙つけがたい。ただ、コインランドリーの場合は1回あたり8分間で100~200円程度かかるうえに、家からわざわざ洗濯物を持ってゆく必要がある。

導入費用は気になるものの、「『乾太くん』の買い替え目安は10年ほどでしょうか」とのことで、しっかり長く活躍してくれる。毎日のことが10年と思えば、十分モトがとれるのではないだろうか? そのうえ、家事の手間ひまも減り体もラクになるとくれば……決して高い買い物ではなさそうだ。

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