オンラインガチャ・診断作成ツール「クロワッサン」を提供するon the bakeryでは、同社開催のセミナー参加企業を対象に「企業の各SNSの利用状況」に関する調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
外部に運用委託している企業は約8.7%、自社運用している企業が約66%
SNSアカウントの運用を「自社で運用している」「外部に運用を委託してる」「運用していない」の3つの質問でアンケートを行なった。
その結果、回答数299件のうち、200件が「自社で運用している」、73件が「運用していない」、26件が「外部に運用を委託してる」といった回答順に。
自社運用のケースと外部委託のケースでは7.6倍以上の乖離があり、多くの企業は自社でSNSを運用をしていることが判明した。
Instagramを運用している企業は60%以上、TikTok活用は30%未満
続いてInstagram、X(旧Twitter)、YouTube、TikTok、Threadsの運用を行っているかを質問。多くの企業がInstagramやXの運用はあるものの、TikTokはInstagram利用件数の半数以下の利用状況という結果が得られた。
また、今年一時期話題になったThreadsに関しては、299件のうち運用している件数は48件だった(約16%)。
設問1のなかでSNSを運用していないと回答した件数が73件のため、全体回答件数299件から73件を差し引くと、SNSを運用していると回答した件数は226件となる。
そのなかでのInstagram利用件数は182件と80%を占めた。
企業にとってSNSの運用の多くはInstagramを指しているケースが多いかもしれない。
■保有アカウントのフォロワーが1万人を超えている数と1,000人を超えている数はほぼ同じ
フォロワー数が1,000人を超えていると回答した数が73件、1万人を超えていると回答した数は71件という回答結果になった。
調査概要
調査方法/自社登壇のセミナー開催時のアンケート募集(ツール:クロワッサンを活用)
調査期間/2023年9月1日~10月31日
有効回答件数/299件
回答者の属性/企業の広告・広報・SNS担当者
関連情報
https://www.onthebakery.co.jp/
構成/清水眞希