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電気自動車だけじゃない!広州モーターショーで目立った中国自動車メーカーの台頭

2023.12.02

2023年11月17日~26日まで中国で広州モーターショーが開かれている。新エネルギー車が多く占めていたが、人の集まり方で来期の中国自動車業界が見えた。

中国の自動車市場

中国自動車工業協会(CAAM)によると、中国の新車販売台数におけるNEV(BEV電気自動車、PHEVプラグインハイブリッド、FCV燃料電池車)比率は、2023年上半期(1~6月)で28.3%だった。これだけ、NEV車の販売台数が増えているのは、2022年まで行われていた政府からの補助金だ。また、通常新車購入時に10%かかる自動車取得税(購置税)をNEV車なら減免される。取得税の免除は延長予定で、2024~25年は最大3万元(最大約62万円)が免除される。

また、もともと中国にはスマホ電池のような小型電池を作っていた会社が深センをあり、それを応用して車載電池まで発展させた。電気自動車には複雑な内燃装置が不要であることから電池さえあれば自動車業界に参入しやすく、電池メーカーであったBYDは自社で作った電池を背景に安い電気自動車を作ることができた。また、現在の自動車電池をシェア1位を握るCATLを筆頭に中国には自動車電池メーカーがあり、電池メーカーから電池を調達してデザインやサービス開発に力を入れて電気自動車をつくる新興メーカーも乱立している。

広州モーターショーは、D区とA区2つの地区に分かれており、D区にはNEV車のみを作る新興メーカー、A区は日系メーカーを含む外資、地場メーカーの広汽汽車集団(GAC)、BYDなど主要自動車メーカーが展示されている。

広州モーターショーでは実際に車の購入ができ、メーカーの受付入り口には営業員が待機し、入場した顧客に車を丁寧に案内し、商談する場合には展示場の2階にメーカーごとにカフェテラスが設置されており、そこで商談ができる。そのため、どのメーカーに人が集まっているかは、来期の中国市場の販売を占うといっても良いだろう。

新興中国自動車メーカー

新興電気自動車メーカーでは、小鹏(Xpeng)、理想、NIOが人気だった。

新興メーカーはスマートコックピットを採用している。

(スマートコックピットの画面)

(運転席のフロントガラスに映像が投影される)

スマートコックピットとは、自動車の内装とスマートフォンが融合化したようなものだ。例えば、iPhoneのSiriのように呼び掛けると、窓の開閉、デバイスに音楽や映像を流す、運転席のマッサージ機能や空調の調整ができる。そもそも、スマートコックピットにはボタンがなく、デバイス上で機能をタッチして選ぶか、この音声機能で実行させる。車がインターネットに繋がっているため、後部座席や運転席のデバイスにbilibil(中国版You Tube)をはじめ動画配信サービスがみられるようになっている。

■小鹏(Xpeng)

小鹏は、地場の広州にあるメーカーだ。ホイールや内装はドイツの高級車を思わせるデザインで、内装は本革を使用している。運転席にはマッサージ機能が付いている。

■理想

(後部座席の画面では、タッチすることなく、手をかざして操作できる。選択するときは手をグーに握ると決定することができる。)

(市内のディーラーの様子。右側に車のカラー、内装カラーの展示)

理想は、OEM生産のメーカーで自社生産していない。電気自動車ではなく、PHEVである。

理想は、車のデザイン、内装はどの種類も同じで、種類ごとに大きさが異なるぐらいと限定している。カラーや内装の皮の種類、内装カラー、ホイールを選ぶことができるが、日系メーカーがあらゆるオプションのなかから顧客が選び出すのとは大きく異なり、かなり限定された選択肢から選択するようになっている。

■NIO

(おしゃれなカフェ風の商談室)

NIOはオーナーが月の一定回数まで(超えた分は有料)バッテリー交換をできるのが特徴。交換所で車を駐車すると、地面から充電済みバッテリーが出てきて、自動で電池を交換してくれる。充電を待つ必要はないためその時間は5分程度で済む。また、NIOのオーナーになると、NIOのディーラー併設のカフェでゆっくり休むことができ、さらに併設の託児所で子どもを預けてゆっくり休むことができる。

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