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生成AIを活用したサービスは働き方をどう変えるのか?

2023.12.01

日本マイクロソフトはCopilot for Microsoft 365などの生成AIを活用したサービスが働き方をどのように変革するのか、社内外の早期ユーザーを対象に調査を実施。結果をまとめたレポートの抄訳を同社サイトにて公開した。本稿では、その内容を抜粋してお伝えする。

調査結果の概要

今回の調査では、次のような特徴が明らかになった。

・Copilot ユーザーの 70% が生産性が向上したと回答、68% が仕事の質が改善したと回答した。
・全体的にユーザーは、検索や文書作成、要約といった一連のタスクが29% 速くなった。
・欠席した会議の遅れを挽回する速度が約4倍速くなった。
・64% のユーザーがCopilot でメール処理に費やす時間を削減できたと回答。
・85% のユーザーがCopilot によって優れた初稿をより迅速に作成できるようになったと回答。
・75% のユーザーがCopilot によって「ファイルから必要なものを見つけられるので、時間の節約になる」と回答。
・77% のユーザーがCopilot を一度使ったら手放したくなくなったと回答。

1.Copilot による生産性の向上

Copilot for Microsoft 365 アーリーアクセスプログラムの参加ユーザー297人を対象に、会議や文書作成などでCopilotをどのように使用しているか調査したところ、開発者がGitHub Copilotで経験したのと同様に、生産性向上と時間削減ができたことがわかった。

■Copilot のユーザーは生産性が向上し、仕事をより迅速に完了できている

・Copilot ユーザーの 70% が生産性が向上したと回答した。
・73% がタスクをより速く完了できると回答した。
・64% がCopilot によってメールの処理時間が削減できると回答した。
・85% がCopilot によって優れた初稿をより迅速に作成できると回答した。
・87% がCopilot によって初稿に取り掛かりやすくなると回答した。
・86% がCopilot によって遅れを挽回するのが容易になると回答した。
・84% がCopilot によって会議後に行動に移すことが容易になると回答した。
・75% がCopilot によってファイルから必要なものを見つけられるので、時間の節約になると回答した。
・71% が平凡な作業にかかる時間を削減できたと回答した。

■Copilotは品質と創造性を向上させる

・68% が仕事の質が向上したと回答した。
・57% が創造性が高まったと回答した。
・68% が創造プロセスの活性化に役立ったと回答した。
・72% が文書作成中にアイデアを生み出す際に役立ったと回答した。

■Copilotはユーザーの時間の使い方を変えている

・67%がCopilotによって時間を節約でき、より重要な仕事に集中できるようになったと回答。
・平均で1日14分、1週間で1.2時間分の時間を節約できたと報告した。
・22%の人は1 日30分以上の時間を節約できていると回答した。

1 日30分以上時間を節約できると回答したユーザーに、その節約した時間を何に使っているか聞いた。

最も多かったのは集中作業 (53%) で、データ入力などの事務作業 (7%) に時間を費やしている人はほとんどいなかった。

ただし、2番目に多かった回答は、その時間を別の会議に充てている (16%) というもの。すでに会議の数が多いところにさらに会議が加わると、逆効果ともいえる。

従業員が Copilot にどの程度価値を見出しているかについても調査した。初期ユーザーは、一度 Copilot を使って仕事をすると、Copilotなしで仕事をする状態には戻りたくないと答えている。

・77% がCopilotを手放したくないと回答。
・大半の人が、職場での無料ランチよりもCopilotを利用したいと回答。無料ランチが月1回の場合で88%がCopilotを選択し、2週間に1回の場合で79%が、週1回の場合で77%がCopilotを選ぶと回答した。
・30%がCopilotを利用できるかどうかが勤め先の選択にまで影響すると回答。

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