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Excelで作成した表を保存し、WordやPowerPointに貼り付けたい方もいるのではないだろうか。画像として保存する場合スクリーンショット機能を使う手もあるが、もっとスマートに行う方法もある。
本記事ではExcelの表を画像として保存する方法について解説する。また、保存した画像をそのままWordやPowerPointに貼り付ける方法についてもまとめた。
Excelの表を画像として保存する理由
Excelの表は画像化して保存することが可能だ。保存することでWordやPowerPointなど他のアプリケーションで使ったり、Webサイトやブログに掲載したりできる。プレゼンでExcelで作成した表を見せたいときなどは、画像化してPowerPointに貼り付けると便利だ。
もちろん、画像化せずに表のまま貼り付けることも可能だが、環境によって表が崩れてしまう可能性もある。画像化すれば、どの環境でも同じ形で扱えるし、拡大したり縮小したりすることも可能だ。
Excelの表を画像化して保存するもっとも簡単な方法
Excelの表を画像化して保存するもっとも簡単な方法は、パソコンのスクリーンショットを利用することだ。
Windowsの場合、Windows+Shift+Sでスクリーンショットの画面を開くことができる。表のみを囲い、スクリーンショットを撮る。Macの場合は、Shift+command+4でスクリーンショットの画面を開ける。
スクリーンショットを撮ったら、画像のようにExcelのシートに貼り付けることが可能だ。
ただし、このやり方はスマートではなく、あまりおすすめしない。スクリーンショットを1枚ずつ撮るのは時間がかかるし、綺麗に画像化することができないためだ。
Excelの表を画像として保存する方法
Excelの表を画像として保存する手順は次のとおり。
- 表を選択してコピーする
- 画像を貼り付ける
- 画像を保存する
1つ1つの手順について詳しく解説していく。
1.表を選択してコピーする
まず、画像化したい表全体をドラッグアンドドロップで選択する。
その状態で右クリックし、メニューから「コピー」を選択する。これで表全体がコピーされた。
2.画像を貼り付ける
次に、Excelのシート内のどこでも良いので、空いている箇所のセルを選択する。
その状態で右クリックし「形式を選択してペースト」から「図の貼り付け」を選択する。
すると、以下のように画像化したExcelを貼り付けることができる。
3.画像を保存する
後は画像化した表を保存すれば良いだけだ。右クリックから「図として保存」を選択する。
ファイル名を指定して「保存」を選択する。ファイルの種類に関してはデフォルトの「PNG」で問題ない。
これでExcelの表を画像化して保存することができた。後は保存した画像をPowerPointなどの他のアプリやWebサイトなどに貼り付ければ良い。
Excelの表を画像として保存せずに貼り付ける方法
先ほどは一旦画像を保存し、保存した画像を他の媒体に貼り付けられるようにしていた。だが、一々画像として保存しなくても、WordやPowerPointなどにそのまま貼り付けることもできる。Excelの表を画像として保存せずに貼り付ける手順は次のとおりだ。
- 画像の貼り付けたいソフトを開く
- 表を選択してコピーする
- 画像を貼り付ける
1つ1つの手順について詳しく解説していく。
1.画像の貼り付けたいソフトを開く
まず、PowerPointやWordなど画像を貼り付けたいソフトをあらかじめ開いておく。今回はPowerPointに貼り付ける例をみていこう。
2.表を選択してコピーする
次に、画像化したい表全体をドラッグアンドドロップで選択する。その状態で右クリックし、「コピー」を選択する。
3.画像を貼り付ける
続いて、PowerPointに戻る。PowerPointの画像を貼り付けたい場所を選択し、右クリックする。「形式を選択してペースト」を選択する。
「形式を選択してペースト」という画面が表示されるので、「図(PNG)」を選択。
これで画像化された表をPowerPointに貼り付けることができた。一々画像化しなくても、このように他の媒体に表を貼り付けることも可能だ。