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日本人がeメールのメッセージが本物かニセ物かの検証に費やす時間は週平均で40分

2023.11.25

2. 詐欺メッセージの対処に費やす多くの時間

日本人は毎週平均40分、SMS、Eメール、ソーシャルメディアを通じて送られてきたメッセージが本物か偽物かを確認、検証、判断するのに費やしており、労働時間に換算すると、年間で34.6時間以上に相当する。

・Eメール:調査対象となった日本人の72%が、詐欺メールを日常的に受け取っていると回答。25%は毎日5通以上の偽のメールを受け取っている。
・SMS:日本の調査回答者の54%が、毎日詐欺メッセージを受け取っていると回答。8%は毎日5通以上の偽メッセージを受け取っている。
・ソーシャルメディア:調査対象者の34%が、ソーシャルメディアを通じて偽のメッセージが来ると回答。9%は毎日5件以上の偽メッセージを受け取っている。

3. 信憑性のある偽の通知

調査回答者の43%が1通以上の詐欺通知を本物だと信じたことがあると回答。

詐欺だと判別が困難な信憑性のある偽の通知は、「偽の不在配達、または配達トラブルの通知」が18%、「懸賞に当選といった無料プレゼント、商品、報酬に関する内容」が12%、「購入した覚えのない商品に関する情報」「銀行からの警告メッセージ 」が11%。「サインイン(アカウントへの認証)と位置情報」が9%となっている。

4.オンライン上の安全を守るための管理方法、AI詐欺にはAIで防御

AI詐欺の件数が増え続ける中、日本の調査回答者の31%が、デジタル通信への信頼が低下していると回答している。

これはデジタル上のセキュリティ防御に関する知識が足りていないことが主な要因であり、わずか35%の人がEメールやSMSによる詐欺から身を守る方法を知っていると答えている。

知識のギャップを埋めるための管理方法:
・詐欺だと疑うEメールやSMSを受け取った場合、そのメッセージを無視 – 64%
・詐欺の類であるメッセージを受信した場合、送信者をブロック- 19%
・詐欺の疑いがあるメッセージを報告- 13%

日本人の37%は オンライン詐欺を検知するためにAIを使用するソリューションや機能を信頼すると回答しており、26%はAIに対処するにはAIが必要だと考えている。

詐欺メッセージや詐欺サイトから身を守る方法

■クリックする前に再考

サイバー犯罪者は、フィッシングメールや偽サイトを使って人々を誘い、マルウェア(悪意のあるソフトウェア)に感染する可能性のあるリンクをクリックさせる。

リンクをクリックするよう促すEメールを受け取った場合、例えそれがお得な内容や有益な情報であってもそのメッセージに触れることは避けた方が好ましい。常に送信元へ直接アクセスして、信頼できる企業とやり取りすることが推奨される。

■詐欺の多くは切迫感や感情の高ぶりを利用

詐欺師は虚偽の切迫感や感情の高ぶりを利用する。脅威や緊急性の高いメッセージ、未知の送信者からのメッセージには、落ち着いて対処することが大切だ。

■AI詐欺にはAIで対抗

SMS、ソーシャルメディア、Webブラウザに表示される危険なリンクのブロックなど、あらゆるプラットフォームにおいて、「マカフィー 詐欺メッセージ対策」( https://www.mcafee.com/ja-jp/antivirus/mobile.html )にあるAI駆動のテクノロジーが、安全に閲覧できるようSMSやEメールを読み込み、詐欺の可能性が高いメッセージの警告を出す。

関連情報
https://www.mcafee.com/ja-jp/index.html

構成/清水眞希

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