自分ではどうにもコントロールできない尿意。外出時や仕事の最中、睡眠時など、時と場所を選ばず無遠慮に襲われるこの感覚に、どれくらいの人が悩まされているのだろうか?
クラシエ薬品はこのほど、全国の50代~70代以上の男女600名を対象とした「尿トラブルに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
60歳以上の男女のうち、4割以上が「頻尿」の自覚アリ
50代~70代以上の男女に、自分が頻尿だと思うか尋ねたところ、全体の約4割が「そう思う」もしくは「ややそう思う」と回答した。頻尿を自覚している割合は、年齢が上がるにつれて増加しており、60代以降では40%を超える結果となった。
頻尿の改善意向は、60代が最多の83.7%
前述の質問において、自分が頻尿だと思うと答えた人に対して、頻尿を治したいと思うか尋ねたところ、全体では79.8%が「そう思う」もしくは「ややそう思う」と回答し、約8割の人に改善意向があることがわかった。
最も高かったのは60代で83.7%にも上った。前問では、頻尿を自覚している人の割合が60代以降から増加する傾向にあったが、60代では現役で働いている人も多く、改善意向の高さにつながっていると考えられる。