適切な育休期間、男性は建前と本音の差が大きい
育休期間はどれくらいが適切なのかを聞いた質問に、「1か月以上」と答えた男性は67.9%だったが、実際に自分がとるとなったらどうかと聞くとその結果は50%となり、本音としては長い期間の取得を躊躇する傾向がみられる。
一方の女性は、男性の「1か月以上」の期間を選んだ方が58.4%%、自身のパートナーが取得する場合も55.8%と、変化はほぼみられなかった。
長期育休取得に関する懸念、男性は「会社への罪悪感」、女性は「取るだけ育休」「指示待ち育児」
男性の中で、育休を「取らない(取るつもりがない)」、「1か月未満」を選んだ方に、その理由を聞いてみると、「勤務先の人員が不足している(代替人員の不足)」が21.4%、「上司や同僚に迷惑をかけたくない」が19.2%と上位理由になり、会社への遠慮や罪悪感から、その期間を選択していることがわかる。
一方の女性は「育休中のパートナーの役割がよくわからない」がトップで22.2%、「パートナーの育児をするイメージがない」も14.6%と、男性の「取るだけ育休」や「指示待ち育休」を懸念していると考えられる。