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頑張るだけでは身体を壊すだけ!アクセルよりブレーキを意識する〝タイパ重視〟の仕事術

2023.11.22PR

結果的には失敗につながる「努力だけがすべて」という考え

 私は物心がついた頃から体が弱く、高校2年生までは160cmにも満たない身長でした。その後、大学受験には3回も失敗。大学卒業後に入社した通信会社には同期が2000人いて、その多くが一流大学出身者でした。

 いわば体や経歴のハンディを持つ私が、そのような高学歴者に囲まれた環境で何を武器にすればいいのか……。考えた末に、体力と努力を強みにしようと考えました。

 入社した約20年前は「残業」や「徹夜」を評価する文化があり、その風潮に流されていました。長時間労働による自己満足に陥りながら努力を積み重ね、特に営業の仕事では成績を上げることができ、一定の評価も得られました。その結果「努力だけがすべて」という勘違いをしてしまったのです。

 その後、29歳で本社の要職に就いた頃まで「時間をかければ何でもできる」と思って仕事に取り組んできた中、体が限界を訴え始めていました。資料作成だけでなく雑務にも没頭し、先輩や上司の後始末をしたうえで自分の仕事に取りかかる。そうした生活が続いた結果、うつ病を患いました。

 この失敗を省みず、マイクロソフトで本部長に昇格した直後にも、同じ失敗をしてしまいました。仕事が楽しくて、休日も仕事をしていました。米国本社との時差で夜遅くまで仕事をしていたこともあり、再び体調を崩したのです。

〝タイパ重視〟の仕事術

数々の失敗を機に「タイパ仕事術」に取り組む

 これらの失敗から得たのは、成果を出すプロセスが楽しいと感じること、自己満足に陥ること、そして自分自身を俯瞰的に見られないことが危険だという重要な教訓です。評価が上がると気がよくなり、結果として健康を害してしまう。これは多くのビジネスパーソンが陥りがちな罠です。

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 2度もうつ病になったことをきっかけに、私は短時間で高い成果を出すための「タイパ仕事術」を極めようと思いました。無制限に仕事をするのではなく、限られた時間の中で多くのことを成し遂げようと心に決めたのです。睡眠時間は毎日7時間とし、無駄な仕事を見極めようと試みました。すぐに成果を出すことはできませんでしたが、失敗も成功も、すべては学びの過程であり、それをどう生かすかが重要であると考え、行動実験を積み重ねていきました。

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