スマート家電・コネクテッド製品に対する不満
一方、そのようなスマート家電やコネクテッド製品を買う際に何等かの不満を感じた消費者は半数以上の54%に達することが判明した。
不満の1位「自力でトラブルシューティングするための情報が不足していた」、2位「使い方がわからなかった」を見ると、テクノロジーの進化と共に、設定や使い方が複雑になり容易に使いこなせない、不具合が生じたときに対処できないという状況も生んでいることが推察できる。
また、同率4位の「不要となった製品の処分方法が分からない」「故障時の修理代や交換代が高いのではと不安だった」については、各社が提供している下取り・買取りサービスや、製品保証サービスがまだ十分に利用されていないことがわかる。
スマート家電・コネクテッド製品購入時に期待する付加価値
新しいスマート家電やコネクテッド製品を購入する際、どのような付加価値がある製品を優先して購入検討するかを聞いたところ、テクニカルサポート、紛失・盗難・故障時の製品保証、使用済み製品の下取りが上位のニーズとして上がった。
前出の質問で上位に上がった「不満」に応えるサービスが求められていることが、改めて確認できる結果となった。
調査結果まとめ
スマートテクノロジーを搭載した様々な製品を、安心して生活に導入でき、容易に使いこなすことができれば、より多くの人々がテクノロジーの恩恵を受けることができるだろう。
そのためには、消費者に寄り添ったテクニカルサポートや困ったときに頼れる保証サービス、そして不要となった製品をスムーズにかつ適切に処分できる仕組みなど、消費者の生活実態や心理に寄り添ったサービスが必要であることが、改めて明らかになった。
今回の結果を受けてAssurant Japan 代表取締役社長 藤本 潤一氏は、次のように述べている。
「当社は、『コネクテッドな世界で、お客様のくらしの可能性を広げ、より良い未来を創造する』というパーパスの元、パートナー企業を通して、すべての消費者の皆様が進化し続けるスマートテクノロジーの恩恵を享受し、より快適で豊かな毎日を、そして新しい可能性に開かれた生活を送れるよう、様々なサポートや保証サービス、ソリューションを提供しています。皆様のニーズに応え続けるために、今後もサービスをアップデートし続け、新しいソリューションを開発・提供していく所存です」
調査概要
テーマ/スマート家電・コネクテッド製品全般に関する消費者意識調査
調査時期/2023年1月
調査対象/1000名(日本国内の18歳~79歳男女)
調査手法/インターネットリサーチ
調査実施機関/Assurant
関連情報
https://www.assurant.co.jp/
構成/清水眞希
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