誹謗中傷の被害経験者は4割超
回答者全体の1,216人に「SNSで誹謗中傷を受けた経験の有無」について尋ねると、「とてもある」が9.6%、「ある」が13.7%、「どちらかといえばある」が17.4%となり、SNSで誹謗中傷を受けた経験があると回答した人は40.7%で、4割超にのぼった。SNSでの誹謗中傷を受けたことがあると回答した495人にそのレベルを聞くと「レベル2:発信に対し単発でネガティブな反応」が30.5%で最多となった。
誹謗中傷が起きやすいと思う環境は、「匿名環境」が50.4%で最多
回答者全体の1,216人に「誹謗中傷は意識的に改善可能か」を聞くと、70.0%の人が「そう思う」と回答し、内訳は「とてもそう思う」が18.2%、「そう思う」が26.1%、「どちらかといえばそう思う」が25.7%となった。さらに、誹謗中傷が起きやすいと思う環境を聞くと「匿名環境」が50.4%で最多となり、以下、「政治・性・人種・宗教に関連する環境」が35.4%、「有名人のアカウント内」が26.3%と続いた。
SNSでの誹謗中傷改善に必要なことは「デジタルリテラシーの向上」や「匿名性の制限」が上位
誹謗中傷は意識的に改善できると回答した850人にその条件を聞くと「デジタルリテラシーが向上すれば」が48.9%で最多となり、以下、「ルールや規制の強化がされれば」が44.1%、「匿名性の制限がされれば」が41.2%と続いた。
改善できないと回答した366人にその理由を聞くと「人間性の問題だから」が41.4%で最多となり、次いで「罪の意識が根付いていないから」が38.7%、「匿名だから」が38.4%となった。
<調査概要>
調査対象者 :現在職を持つすべての社会人
JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件 :全国 / 男女 / 20~50代
調査期間 :2023年10月18日~10月23日
有効回答数 :1,216人(男性6 / 女性4)
調査方法 :インターネット調査
出典元:株式会社ライボ
構成/こじへい