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イマドキの20代会社員は転職で会社を決める際に「給与」と「人」どちらを重視する?

2023.11.17

社会人最初の10年でどんな経験を積むかによって、今後の人生が左右されるといっても過言ではない。そのため、20代の転職は重要なわけだが、イマドキの20代のビジネスパーソンは、中途で入る会社を決める際にどんなことを重視しているのか?

採用に特化したSNSの運用代行サービス「エアリク」を運営するリソースクリエイションはこのほど、中途の求職者で20代の男女599名を対象に「転職活動におけるSNS利用の実態調査」を実施し、その結果を発表した。

会社を決める上で最も重要視しているのは「給与」よりも「人/社風」

「会社を決める上で、何を最重要視しますか?」という質問に対し、85.8%が「働いている人/社風」を選択した。次いで多かったのは「仕事のやりがい」で76.1%という結果となった。

求職者が給与以上に重要視していることは、求人広告や採用サイトからでは伝わりきらないのが現状だ。企業側は工夫を凝らし求職者に社風を伝える必要があると言える。

求職者の86.8%が、企業のSNSアカウントは必要だと回答

「転職活動を行う上で、企業のSNSアカウントは必要だと思いますか?」という質問に対し、86.8%が「必要だ」と回答した。SNSが必要な理由として「HPよりも雰囲気が伝わりやすい」「働くイメージが沸きやすい」「会社の素がわかるから」といった声が多数あがった。

求職者の7割が「Instagram」で社名を検索

「転職活動を進める上で、SNSで社名を検索しましたか?」という質問に対し、85.0%が「検索をした」と回答。内訳は、Instagramが70.6%、TikTokが52.9%となった。

Instagramは写真、リール動画、ストーリーズの多数の機能を通し、時にはリアルタイムで会社の情報を得ることができるといった特徴がある。そのため、より多くの情報をキャッチアップできるInstagramが1位になっていると推測できる。

<調査概要>
調査機関:自社調査
調査方法:WEB上でのアンケート
調査期間:2022年11月28日~2023年10月19日
調査対象:中途採用における20代の求職者599名

出典元:株式会社リソースクリエイション

構成/こじへい

800社17万3000人のAI行動分析でわかった「仕事の無駄」を絶つ超タイパ仕事術

「時短を意識して仕事を進めるためには、一日を通して計画的に準備することが大切です。仕事時間だけに意識を傾けるのではなく、働く前後の時間を有効に活用することも心がけましょう。精神を落ち着かせることや、リフレッシュのための時間を確保することで、仕事時間中の効率が高まり、結果的には時短につながります」と話すのは、ビジネスコンサルタントの越川慎司さん。複業・週休3日を実践しながら800社へ働き方改革のノウハウを提供し、24冊以上のビジネス書を執筆している、まさに仕事の達人だ。その越川氏の新刊が11月6日に発売された。

働き方を見直すヒントが満載

同氏がこれまでに働き方改革を支援してきたのは800社以上にのぼる。クライアント企業の優秀なビジネスパーソンに見られる行動を分析して導き出した、業務の無駄を徹底的に省き、仕事のタイパ(タイムパフォーマンス)を高める方法を詳しく解説している。本の発売に先駆けて、その一部の内容を紹介したい。

 同書は、第1章から第5章までの5部構成になっている。

 第1章では、企業にはびこる無駄の数々について実証データをもとに紹介。「よかれと思って作ったページの81%が読まれない」「重要だと思っていた書類の88%は不要だった」など、どれも衝撃的な内容だ。日頃の仕事でいかに時間を浪費しているのか、思い知らされるに違いない。

 第2章では、人間の思考傾向や行動原理について解説。「目の前の仕事に集中したくなる」「完璧を求めすぎると疲弊するだけ」といった思考回路を意識することにより、無駄を生じている様々な思い込みをやめるきっかけになるだろう。

 第3章では、仕事の取捨選択を行なう際の〝見極め〟を伝授。「自分の目標から逆算して本当に必要な業務に注力する」「場合によっては念のための確認を省く」といった考え方を知ることで、在的には無駄だとわかってはいるもののやめられない業務を手放せるようになるはずだ。

 第4章は、本書のメインテーマである〝タイパ〟を高めるための「無駄をやめられる35の秘策」を大公開! コミュニケーション、情報収集、アウトプット、タイムマネジメント、プレゼン、キャリアの形成といった6つのテーマごとに、具体的にどんなアクションを起こすことで無駄を省けるのかを、わかりやすく紹介する。35の秘策をすべて実践する必要はなく、真似できそうなところから始めてみても問題ない。

 第5章は、成果を出し続けている企業の事例を挙げながら、組織としてタイパを高める習慣を指南。第4章までの内容と合わせて実践し、理想的な職場環境を構築してほしい。

 なお、同書で紹介している〝超タイパ仕事術〟によって成果を上げているビジネスパーソンの実例も、コラムページで詳しく解説しており、多くのビジネスパーソンにとって働き方を見直す指針となるはずだ。

「この本を手に取って頂くような人は、仕事をがんばりすぎているはず。がんばりすぎずに無駄をやめましょう!」と、著者の越川慎司氏も話しており、書かれている内容は熱心に働くビジネスパーソンにやさしく寄り添うような内容ばかり。この本をきっかけに仕事の進め方を見直し、その分、浮いた時間をスキルアップやキャリアップに投資するといった、ウェルビーイングの実現につながる働き方を習得してみてはいかがだろう。

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