インサイドセールス支援ツールを提供するジードは、同社が提供する「マーケティングブログ」において、インサイドセールスに関する取り組みの実態調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
インサイドセールスにおける課題は人材の確保
Q1.御社のインサイドセールス部門で課題感がある項目を教えてください。
インサイドセールスにおける課題の1位は「インサイドセールス向きの人材採用に苦戦している(36%)」となった。人材採用では、定着率の低さが課題として考えられており、インサイドセールスの新規採用を行うとともに、インサイドセールスからのキャリア形成を社内で整理することも重要であると考えられる。
また、2位には「フィールドセールスとの連携(19%)」がランクされた。インサイドセールスにおいて、商談化数をKPIに置くと質の低いリードが商談になるなど、部門間の連携が課題となっている。
Q2.Webサイトからのお問い合わせに対するアプローチ方法で困っている点はありますか?
Webサイトからの問い合わせ(SDRの対応)について課題としている点を質問した。最も割合が多かったのが「社内にノウハウがない(41%)」、以下2位が「架電しても営業担当社により、アポ獲得率が大きく異なる(29%)」、3位が「適切なナーチャリングがわからない(16%)」という並びとなった。
SDR領域において、適切に成果を上げるためのノウハウ不足が多いという結果になり、外部パートナーのアサインや講師を招いた研修の実施などが重要であると考えられる。
調査概要
調査対象/インサイドセールス・営業部門所属の担当者
調査方法/インターネット調査
調査期間/2023年7月6日〜10月10日
サンプル数/100名
関連情報
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構成/清水眞希