andmediaが運営するMEDIA PRESSは、ペパコミと共同で、全国の企業に所属する男女を対象とした「システム改修の内製化」に関する調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。
80.2%の企業がシステム改修を内製化している
まず、「あなたが勤務する会社はシステム改修を内製化していますか?」と質問したところ、はい:80.2%、いいえ:19.8%という結果になった。
IT化の動きが高まっている現代では、システム改修を内製化している企業が増加していることがわかる。
■システム改修を内製化している要因は「開発・改修コストを削減したい」
では、どのような理由で内製化をしているのか。
そこで、「企業がシステム改修を内製化している要因として考えられるものを教えてください。」と質問したところ、上記グラフの結果となった。
もっとも多かったのは『開発・改修コストを削減したい』という回答。外部への委託にかかる費用は、内製化できれば不要となり、予算を他の分野に回せるようになるため、事業の推進が期待できる。
また、DX化の推進や開発から保守までを迅速に行ないたいといった、スピード感を改善したい意見も多く見られた。
82.1%がシステム改修の内製化が「上手くできていない」
そこで、「システム改修の内製化は上手くできていますか?」と質問したところ、上手くできている:17.8%、あまり上手くできていない:75.2%、全く上手くいっていない:6.9%、という結果になリ、8割以上の企業がシステム改修の内製化につまずいていることがわかった。
■システムの内製化が上手くいかない理由、「IT部門の人材が足りない」
上手くいかない理由としてどのようなものが挙げられるのか。
そこで、「システムの内製化が上手くいかない主な理由を教えてください」と質問したところ、「IT部門の人材が足りない」が1位となった。
システムの導入や運用ができる人材や開発・保守ができる人材、それらを育成する人材など、全体的な人的リソースの不足が思うように内製化できない原因となっているようだ。
内製化を成功させるポイントは「DX化を促進する仕組みづくり」
「システムの内製化を成功させるために必要なポイントは何だと思いますか?」と質問したところ、上記グラフのような結果となった。
最も多かったのが「DX化を促進する仕組みづくり」で、「内製化の効果が高い業務の見極め」が続いている。
調査概要:
調査テーマ/システム改修の内製化に関する調査
調査期間/2023年10月9日(月)~2023年10月17日(火)
調査方法/インターネット調査
調査人数/101人
調査主体/MEDIA PRESS(andmedia株式会社)×ペパコミ株式会社
関連情報
https://andmedia.co.jp/company/
構成/清水眞希