泥汚れ、サビ、ボールペンのインクなどは〝不溶性〟のシミ
泥汚れ、サビ、墨汁、ボールペンのインクなどは不溶性のシミ。シミの中でも最も落ちにくく、固形の粒子が繊維の中に入りこみます。自宅で落とすのは難しく、クリーニングなど染み抜きのプロに頼むのがおすすめです。
〝不溶性のシミ〟の染み抜きにおすすめの洗剤と洗い方は?
不溶性のシミを落としたい場合は、以下のアイテムを用意しましょう。
・中性洗剤
・固形石けん
・歯ブラシ
固形石けんは、泡が繊維の中に入り込むので、泥汚れなども繊維の外に出しやすくしてくれます。
[①]染み抜きをする前に、できるだけ砂などの固形物を取り除き、衣類を乾かしておきます。
[②]衣類に直接中性洗剤をかけて、さらに上から固形石けんをこすりつけてこすり洗いをします。
[③]歯ブラシなどを使って、衣類にこびりついた泥が浮き出るまでこすり洗いをします。
[④]泥汚れが浮き出たら、水で洗い流します。中性洗剤と固形石けんをつけてこすり洗いをします。
[⑤]②~④を何回か繰り返します。
[⑥]シミが取れたら、洗濯機で洗います。
どうしても取れないシミ、大切に洗いたい衣類はクリーニング店へ
衣類のシミは、できるだけ早く適切な方法で落とすのが最も有効な方法です。時間が経過してしまうと、落ちにくくなる恐れもあるので、そのような場合はクリーニング店へ持ち込むのが良いでしょう。
宅配クリーニングの「RE:KURI(リクリ)」は全国約200店舗もあり、染み抜き経験も豊富。また、衣類の種類にかかわらず一律料金のパック制なので、一度に複数の衣類を出すと1着あたりの費用を安く抑えることも可能です。
詳しい料金や申し込み方法などはこちらから確認できます。
【参考】RE:KURI(リクリ)|衣類のシミ抜き方法は?自宅で簡単・シミの種類別に対処法を伝授
※データは2023年11月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/山田ナナ