3割以上がインターンシップに興味があっても行動できていない現状
インターンシップに興味があるか尋ねたところ、「興味があるが、行動できていない」が34.3%で最多となった。また、長期・短期を合わせて約3割の学生が何かしらのインターンシップに参加したことがあることがわかった(n=300)。
また、起業の意向があると人とそうでない人を比較したところ、起業意欲がある人のほうがインターンシップへの関心度が高いことがわかり、仕事への理解を深めるために意識をしていることがわかった(n=300)。
<インターンシップに参加した目的/一部抜粋>
・21歳 東京 女性:自分が希望する職種への理解を深めるため
・21歳 大阪 女性:自分の興味関心を知るため
・21歳 京都 男性:業務内容をより深く理解するため
・22歳 東京 男性:内部構造がしりたかったから
インターンシップに参加した約半数は、今年のサマーインターンシップにも複数社参加している
インターンシップに参加したことがあると答えた人を対象に、今年のサマーインターンシップに参加したか尋ねたところ、45.1%が「複数社参加した」と回答した(n=82/インターンシップに参加したことがある人)。
<今年のサマーインターンに参加した理由/一部抜粋>
・19歳 東京 女性:他の企業を見なければその企業だけが社会の全てだと感じてしまいそうだから
・21歳 東京 女性:早期選考の情報を入手したいから
・21歳 京都 男性:興味ある企業の業務内容を理解したいと思ったから
・22歳 大阪 女性:色々な価値観の企業に出会うことで視野が広がると考えたから
約4割が入社したい企業をインターンシップ先に選定
インターンシップ先を選ぶ際に重視することを尋ねたところ、「入社したい企業であること」が41.3%で最も多く、「実務を経験できること」と「自分の適正に合っていること」が31.0%と続き、自身のキャリアや将来を見据えてインターンシップに参加している人が多いことがわかった(n=300)。
約9割がサマーインターンシップに参加したことで、様々な影響を受けたと回答
サマーインターンシップに参加したと回答した人を対象に、サマーインターンシップがキャリアの考え方や就職先の選択に影響があったか尋ねたところ、「とても影響した」と「やや影響した」を合わせて約9割が影響があったと回答した(n=53/サマーインターンシップに参加した人)。
<サマーインターンに影響を受けた理由/一部抜粋>
・18歳 大阪 男性:起業することになったから
・21歳 大阪 女性:知らなかったこと、自分の大事にしたい価値観など見つけられたから
・22歳 大阪 女性:具体的に何を行動すべきかわかったから
・25歳 東京 女性:幅広い業界に触れ視野が広がったから
キャリア検討で関心のあるキーワード、起業を志す人は「AI(人工知能)/ML(機械学習)」、スタートアップを志す人は「ベンチャーキャピタル」がそれぞれトップとなった。
<調査概要>
調査名称:起業に関するアンケート
調査機関:Freeasy
調査対象:東京と関西(大阪・京都)の大学生
調査方法: Webアンケート
調査日:2023年10月10日〜2023年10月11日
有効回答数:300件
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合がある
出典元:THE SEED
構成/こじへい