MR、AR、VR対応の小型グラス
MRヘッドセットと言えば、Apple「Vision Pro」に代表される大型で高価なゴーグルが思い浮かぶ。現実空間をベースにするMRと比較して、仮想空間のみで構成されるVR、現実空間の一部にCGなどを表示させるAR、そして、これらを組み合わせたXRという名称も生まれた。ハードウエアはAR用が安価でMRとVR用は高価であり、MRは産業用として注目されている。
キヤノンは光学描写コンポーネントとして、薄型広視野、小型軽量高精細、小型軽量高精細で光学シースルーのコンポーネントを展示。ゴーグル型ではなくメガネ型なので気軽に手にとって、VRやMRが体験できる。アダプターを使ってメガネの様に装着した場合も、軽量で画像が明るいので屋外での作業にも適しているという。
コンポーネントは小型軽量化され、電源はUSB接続で供給してもらう
コンポーネントを利用してゴーグル化しても従来よりかなり小型化できる
写真・文/ゴン川野