ここ最近、新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動制限の緩和が進められる一方で、物価高騰が続いる。このような生活の変化の中で消費者の貯蓄や消費に関する意識がどのように変化しているのだろう。
DIGITALIOが運営するデジタルギフト「デジコ」は、2023年8月26日~2023年8月27日の2日間、全国の10代以上の男女11,096名を対象に「貯蓄と消費」に関する意識調査を実施した。
前年と比較した貯蓄と消費の変化、3割が貯蓄額が減少、4割が支出額が増加と回答
最初に前年(2022年)と比較した貯蓄・消費の状況と貯蓄・節約への意識の変化について調査した。
■前年と比較して貯蓄額が増減したか
前年と比較して貯蓄額が増減したかをたずねたところ、「増えた」と回答した割合が18.9%に対し、「減った」と回答した割合は27.4%と貯蓄額が減少した人の方が多くなっている。
特に、「かなり増えた」と回答した割合がわずか3.3%であるのに対し、「かなり減った」と回答した割合は15.2%と5倍近い結果となった。
■前年と比較して支出額が増減したか
次に、前年と比較して支出額が増減したかをたずねたところ、「減った」と回答した割合が8.4%に対し、「増えた」と回答した割合は42.4%で5倍以上と大きく上回った。
前年と比較して貯蓄額が減少した人が多い一因として、支出額が増加傾向にあることが考えられる。
■どのカテゴリで支出額が増えましたか
続いて、具体的にどのカテゴリでの支出額が増加したかとたずねたところ、「食費」と「日用品費」の生活費の支出額が増加したという回答が多くを占め、昨今続いている物価の高騰の影響があるようだ。
変動費の中では、特に「交際費」や「家外娯楽」の支出額が増加したという回答が多く見られ、新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動制限の緩和により、以前よりも家外娯楽費の支出が増えたことが推測できる。
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