同時導入により多くの荷物を各住戸玄関前まで届けることが可能に
三井不動産レジデンシャルは、2026年2月竣工予定の(仮称)池田山プロジェクトにおいて、「Amazon Key for Business(※1)」と次世代型宅配システム「Pabbit」を国内新築分譲マンションで初めて(※2)同時に導入。Amazonと宅配事業者大手3社(※3)の配達する荷物を各住戸玄関前まで届けるサービスを開始する。
※1 宅配サービスの内容・配達先エリアにより対象外となる場合があります。
※2 三井不動産レジデンシャル㈱調べ。
※3 佐川急便(株)、日本郵便(株)、ヤマト運輸(株)を指します。各配送事業者の、宅配サービスの内容・配達先エリアにより対象外となる場合があります。
同社では、2022年11月竣工の「パークホームズ登戸ステーションアヴェニュー」を皮切りに、新築分譲マンションへの「Pabbit」の導入を順次進めてきたが、今般「Amazon Key for Business」も同時導入することで、より多くの荷物を各住戸玄関前まで届けられるようになるという。
同社では「本取り組みは、2023年11月に着工予定の(仮称)池田山プロジェクト以降、当社が新築する分譲マンションに順次展開してまいります」とコメントしている。
■本サービスの特徴
・不在時でも配達可能なサービス、「Amazon Key for Business」と「Pabbit」を同時導入。
・Amazonの委託先ドライバー(配送サービスパートナー)および宅配事業者大手3社の配達する荷物を各住戸玄関前までお届け。
・両サービスに対応した住戸専用宅配スペースを玄関前に設置。共用廊下の美観にも配慮した設えを実現。
・住戸専用宅配スペースの設置により再配達の減少を促進し、CO2排出量の削減にも貢献。
■不在時でも配達可能なサービス、「Amazon Key for Business」と「Pabbit」を同時導入
「Amazon Key for Business」と「Pabbit」を同時導入することにより、宅配事業者大手3社のみならずAmazonの委託先ドライバー(配送サービスパートナー)が配達する荷物を住戸玄関前へ届けることが可能となる。
■両サービスに対応した住戸専用宅配スペースを玄関前に設置。美観にも配慮した設えを実現
配達された荷物が歩行の妨げにならないよう住戸玄関前に専用宅配スペースを設置。荷物が乱雑に置かれないよう共用廊下の美観にも配慮した設えとなっている。
・「Amazon Key for Business」とは
「Amazon Key for Business」は、Amazonの委託先ドライバー(配送サービスパートナー)が、そのマンションに配達する商品を持っている時のみ、配送アプリからマンションのオートロックを解錠し、玄関前を含む入居者指定の場所に商品を届けできる仕組み。
マンションのオートドアまたは集合玄関機の制御盤に専用機器を設置することで機能する。
ドライバーが配達を完了するとロック解錠権限が無効になり、マンションに立ち入ることができなくなる。本サービスは置き配指定がされている商品で、商品購入後に送信される発送通知メールに「Amazonによる配送」と表示されている場合のみ利用が可能だ。
・「Pabbit」とは
「Pabbit」は、マンションにおいて、宅配事業者が配達中の荷物を持っているとき、かつ入居者が不在の時に伝票番号や荷物情報等によりオートロックを解錠し入館することで、各住戸専用ロッカーへ荷物の配送が可能になるサービス。
入居者は固定パスワードまたは専用アプリで各住戸専用ロッカーを解錠し荷物を受け取ることができる。
関連情報
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2023/1011_03/
構成/清水眞希