ペットロスの「自覚があった」は7割超、前回調査より大幅増
また、「ペットロス」の症状・状態が現れた人の74.2%が「ペットロス」になっている自覚があったと回答しており、前回調査時と比べ27.5ポイントもの増加がみられた。
「ペットロス」という言葉が浸透したことで、自身の状態が「ペットロス」によるものなのではないか、と認識するきっかけになっている可能性がある。
■ペットロスの症状・状態は「1か月未満」もしくは「わからない」
「ペットロス」の症状・状態がどのくらい続いたかを聞いたところ、「1か月未満」を選択した人が23.9%と最も多くなった。ペットを亡くした悲しみは癒えずとも、「ペットロス」の症状は落ち着いていくようだ。
一方で「わからない」を選択した人も2割にのぼり、自身でも気づかないくらいゆっくりと回復していき、気づいた時には回復していたという人もいるのではないだろうか。
また、「ペットロス」の持続期間は世帯人数によっても差異がみられ、世帯人数が2人以下の場合、3か月未満で「ペットロス」の症状が落ち着いた人は30.5%となった一方、世帯人数が3人以上では、46.7%が3か月未満で「ペットロス」の症状が落ち着いたと回答した。
3人以上の多人数で同居しているほうが「ペットロス」の症状が続く期間が短くなる傾向がみられる。