【債券先物 CFD】金利上昇局面の今こそ、やるべき投資手法
株価下落による資産減少は債券先物でリスクヘッジ
あまり聞きなじみのない債券先物とは何か。金融リスクマネジメントのプロに聞くと、リスクを抑える手段としての有効性が見えてきた。
債券先物CFDのメリット・デメリット
債券先物と同CFDは、どちらも現物の債券価格をもとにした「派生商品」で、債券の予約売買か、価格の数値だけを取引するかの違いがある。いずれも「売り」から取引して下落局面に利益が取れるので、結果的に為替FXの債券版ともいえる。
債券価格と金利の関係
金利が上昇すると、将来利息がもらえる分だけ債券本体の価格が下がる。「勘違いしないでほしいのは、満期まで保有した時に返却される元本が減るわけではありません。途中で売買したい時の値付けの話です」(三根さん)
先物取引≒予約売買と考えよ
先物取引は予約売買に似ている。予約時点から反対に価格が動くと損になる、FX取引と同じくレバレッジ(※)が効かせられるので単体で取引すると大損するリスクがある。
※レバレッジ:借り入れを利用し、自己資金のリターン(収益)を高める効果が期待できる反面、リスクもその分大きくなる投資手法。
債券先物や同CFDが取引できる業者