Xiaomi 13T Pro、OPPO Reno10 Pro 5Gの特徴は?
神ジューデンスマートフォン2モデルが一挙に登場したということもあり、バッテリー性能について着目して紹介してきましたが、Xiaomi 13T Pro、OPPO Reno10 Pro 5Gそれぞれの、バッテリー以外の特徴についても見ていきましょう。
Xiaomi 13T Proは、MediaTekの高性能チップセット「Dimensity 9200+」を搭載したハイエンドスマートフォン。メモリ12GB、ストレージ256GBとなっており、最大8GBの仮想メモリも利用できます。また、おサイフケータイ機能やIP68の防水防塵性能にも対応しています。
ディスプレイは約6.7インチ有機ELで、1.5K解像度に対応。リフレッシュレートは最大144Hzとなっており、アプリゲームを頻繁にプレイするというユーザーにもおすすめです。
カラーバリエーションは、アルパインブルー、メドウグリーン、ブラックの3色展開で、アルパインブルーは植物由来の素材、再生PETを主原料とするヴィーガンレザーを採用。メドウグリーンとブラックは、光沢のある仕上がりとなっています。
OPPO Reno10 Proは、Snapdragon 778G 5G、メモリ8GB(仮想メモリで最大16GBに拡張可能)、ストレージ256GBのミドルレンジスマートフォン。2023年10月6日発売でソフトバンク版が8万640円、オープンマーケット版が8万6800円(OPPO公式ストア価格)です。キャリアモデルのほうが安価という、少々珍しいスマートフォンとなっています。
ディスプレイは、120Hzリフレッシュレートに対応した約6.7インチ有機ELで、解像度はフルHD。IP54の防水性能やおサイフケータイ機能にも対応した、ミドルレンジスマートフォンとしては文句のない、バランスのよい仕上がりです。
特に、厚さ7.9mm、質量約185gという薄さと軽さが特徴で、本体の前面、背面が、どちらも外側に向かってカーブしているため、握り心地がよくなっています。本体カラーはグロッシーパープルとシルバーグレーで、グロッシーパープルは光沢のある淡い紫、シルバーグレーは「OPPO Glow」仕上げの、マットでさらさらとした質感になっています。
スマートフォンのバッテリーは3つの要素が大切に
さて、本記事では神ジューデンスマートフォン2モデルから、スマートフォンのバッテリーについてあれこれ考えていきましたが、重要な要素を簡潔にまとめれば、「充電速度(急速充電)」「省電力性」「バッテリー容量」の3つになるでしょう。バッテリー容量に関しては、今回あまり触れていないものの、当然大きなバッテリーを搭載すれば、それだけ持続時間は伸びるため、やはり大切なパーツです。
この3つのうち、充電速度とバッテリー容量は、スペック表を見ればある程度分かる部分なので、スマートフォンを購入する際にはこちらをまず確認するのがおすすめ。そういう意味では、神ジューデンスマートフォンとして、急速充電をアピールしているソフトバンクは、わかりやすくセールスポイントをアピールしているといえるかもしれませんね。
一方、省電力性は内部のチップセットやOSの制御など、目に見えない部分が大きい要素であるため、購入前に判断をするのはなかなか難しいところ。同じスマートフォンを、できるだけ長期間使用したいという人は、OPPO Reno10 Pro 5Gのように、具体的にバッテリーライフをアピールしている端末や、バッテリーの交換保証をしている端末などを選ぶと安心でしょう。
取材・文/佐藤文彦