持ち家と賃貸、戸建てと集合住宅それぞれのイメージと、高齢になったら住みたいところの条件
持ち家についての意識・イメージは、「老後の住宅費の負担が少ない」「ローンが終わりさえすれば、一の資産になる」が30%台。特に60~70代の「老後の住宅費の負担が少ない」、70代の「リフォームで、間取り変更や設備交換などを自由にできる」が高い。
賃貸については「引っ越しがしやすくてよい」が36%。70代は「持ち家のように、自分の資産にはならない」が39%と高くなっている。70代は、”家は資産”という考え方が根強くあるようだ。
戸建ての意識・イメージは、「多少大きな音が出ても、隣近所に気遣う必要がない」「音をめぐる隣近所とのトラブルが少ない」が30%台。加えて70代は「庭やベランダで家庭菜園やガーデニング、子どもと遊んだりできる」が42%と高い。
集合住宅は、「足音や生活音が響きやすい、音のトラブルが多い」「共有部の管理を、管理会社や管理人がやってくれてラク」が30%台であった。”音”では、戸建ての方が不安はないと捉えられている。
自身が高齢となった時に住んでいたいところでは、20~30代は「治安のよい場所」、40~50代は「交通の利便性が良いところ」、60~70代は「医療環境が良いところ」がTOPにあがり、年代による差が見られた。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:全国47都道府県
調査対象:2023年:20~79歳の男女、2021年:20~69歳の男女
調査期間:2023年:9月8日(金)~9日(土)、2021年:9月3日(金)~4日(土)
有効回答数:2023年:本調査3,000サンプル、2021年:本調査2,500サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある
関連情報
https://www.cross-m.co.jp/
構成/Ara