空き家が近所に多い地域TOP3、3位九州・沖縄、2位中国・四国、1位は？

年々増え続けている「空き家」。放置された空き家は、ゴミの不法投棄や倒壊、放火など様々な悪影響を周囲にもたらす。

クロス・マーケティングは、2023年9月、全国20～79歳の男女3,000名を対象に「住まいに関する調査（2023年）意識編」を実施。

近所の「空き家」について、持ち家と賃貸住まいに対する意識、戸建てと集合住宅に対する意識、高齢になった時に住んでいたいところに着目し、分析をしたので詳細をお伝えしよう。

近所に空き家が多い地域1位は東北！空き家の問題点は「害虫や伸びた枝」

「自宅近くに空き家がある」と回答した人は全体で29％。エリア別には、東北（39％）中国・四国（37％）九州・沖縄（35％）での空き家率が高くなっている。

近所の空き家に対し、「害虫が増えたり、伸びた枝が隣家の敷地に入るなど、周囲の家が迷惑を被る」47％、「老朽化による倒壊が心配」39％、「不審者の侵入や放火による火災など、防犯面に不安を感じる」35％などの不安が高い。

2021年と比べ、近所の空き家率や空き家に対する問題点・不安な点に大きな変化は見られなかった。