片手でタテ位置が意外と難しい
スマホのカメラは普通に持ったらタテ位置という懐かしのハーフサイズカメラを思い出させるアスペクト比を採用。ヨコ位置で撮るにはスマホを横に構える。これだと両手持ちでないと安定しない。iPhoneの場合、私はタテ位置なら左手の親指でボリュームボタンを押してシャッターを切っている。この方法もブレそうだが、両手持ちのうまい持ち方を思いつかないのだ。
SnapGripを使えば、速攻で問題解決。ヨコ位置なら右手のグリップのシャッターボタンを押す。タテ位置ならグリップを90度回転させて、同じ持ち方でブレずにシャッターボタンを押せるのだ。動画もセルフィーもこの方法が使える。コンデジやミラーレスと同じ感覚でスマホをカメラとして扱える。
しかも装着はマグネットなので、必要なときだけ付けて、不要な時にはすぐ外せるのがいい。そしてキットだけの特典である専用ケースに収まる。このケースがなかなかいいのだ。
充電池の容量は3200mAh
ワイヤレス充電の方式はQiで、グリップに付いているボタンを押すことでワイヤレス充電するかどうか切り替えられる。グリップ内蔵バッテリーは3200mAhなので、iPhone11 Proならフル充電できる計算になるが、13以降になるとフル充電は難しく、動画再生やWeb会議で電池を長持ちさせながら使えるぐらいに考えた方がいいだろう。
タテ位置撮影時のグリップはデスクに置くとそのままスタンドになる。ほどよい傾斜があり、動画視聴にピッタリ、スマホをタテ位置にすればTikTokを見るのに最適だ。
グリップはそのままスマホスタンドにもなる。安定感はタテ位置の方がある