弔電を用意せず時間を置いた結果、「機会を逃してしまい何も出来なかった」人が48%という結果に
Q6. その後、どのような連絡手段で弔意を示しましたか?
続いてQ.1で「弔電を用意せず、時間をおいてから連絡する」と答えた人についてその後を調査すると「機会を逃して特別何もできなかった」が最も多く48.7%で、続いて「電話やLINEなど弔電以外の方法で遺族にお悔みを伝えた」が26.7%、「弔問の際、香典に手紙を添えて送った」が20%という結果になった。
弔電を送らなかった人の約半数は、そのまま何も出来なかったと回答していることから弔意を示すには、訃報を受け取った人が適切なタイミングを認識することが重要となる。
Q7. 遺族に迷惑のかからない方法でお悔やみを伝える方法があったら、すぐに伝えますか?
弔意を示す適切なタイミングについて、迷惑がかからないのであれば「すぐに伝えたい」と回答した人が46%と最も多く、続いて「連絡に時間をおきたい」と回答した人は僅差の39.3%となり、「すぐに伝えたい」と回答する人が多い結果となった。
お悔みを伝えるサービスには「遺族の迷惑にならない」、「手間がかからない」の2点が求められている
Q8. お悔やみを伝えるサービスに求めることはどんなことですか?最も当てはまるものを1つ選んでください。
お悔みを伝えるサービスに求めることとして、最も寄せられた回答は「遺族の迷惑にならない」が156人で、続いて「手間がかからない」が99人、「例文が豊富にある」が44人という結果になった。
お悔やみを伝えるサービスには「ご遺族の迷惑にならないこと」「手間がかからないこと」の両立が求められると考えられる。
Q9. 訃報を受け取ったときに困ったことがあれば教えてください。
最後に訃報に関する困りごとを調査したところでは、最も多い回答は「香典の渡し方(144人)」続いて「通夜葬儀の時間の把握(139人)」、「葬儀場の場所(119人)」という結果になった。
通夜葬儀の時間や葬儀場の場所など、訃報を知らせる際に葬儀社が関わってくる部分はもちろん、香典の渡し方など葬儀ならではのルールについて相談出来るサービスが求められると推測される。
<調査概要>
スクリーニング:訃報を受け取ったが葬儀に参列出来なかった方
調査対象:20代~50代の男女400名
調査機関:アイブリッジ株式会社
調査ツール:Freeasy
集計方法:インターネット調査
調査期間:2023年9月5日~9月6日
回答数 :400名
※調査結果の数値は小数点第2位以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。
出典元:株式会社アスカネット
構成/こじへい