弔電を「送っていいのか分からない」と回答した人は40.2%
Q2. 電報などの弔電を利用しなかった理由は何ですか?最もあてはまるものをお選びください
Q3. 弔電に関する困りごととして近しいものを教えてください。
続いて弔電を用意できなかった人を対象にその理由について調査した。
最も多い回答は「弔電を送って良いのか分からなかった」が40.2%で、続いて「弔電は手間と感じた」が18.6%、3番目に多い回答は「弔電の送り方が分からなかった」「そもそも弔電について知らなかった」が同率で15.7%となった。
弔電について送っていいのか分からないと回答する人が多い中、弔電に関する困りごとを調査したところ、「手配の仕方、手順が分からない」と回答した人が156人、「家族葬などの場合、送って良いのかが分からない」が僅差で154人という結果になった。
「送って良いのか分からない」という不安を抱えている人が多いことから、遺族や葬儀社から案内があれば「送っても良い」「送りたい」という回答が増えると推測できる。
電話やLINEで連絡することに対して半数以上は抵抗感がないと回答
Q4. 電話やLINEでの連絡に抵抗はありましたか?
Q5. 電話やLINEを使わなかった理由は何ですか?最もあてはまるものをお選びください。
Q.1で「弔電を用意せず、電話やLINEで遺族にお悔みの連絡をした」と回答した102名に電話やLINEで連絡することに対しての抵抗感について調査したところ、「あまり抵抗はなかった」が44.1%で最も多く、2番目に多い回答は「やや抵抗があった」で32.4%、「抵抗はなかった」が19.6%と続き、電話やLINEでの連絡に抵抗感が少ない傾向にあることがわかった。
その一方で、Q.1で弔電を送った人に対して電話やLINEでお悔みの言葉を送らなかった理由として最も多かったのは「弔電が当たり前だと思ったから」が57%で、特に40代~50代の方が多く回答していた。
LINEや電話は私たちの身近な連絡手段であり、簡単に送れるというメリットがあるが、弔意を伝える際に「カジュアルすぎるのではないのか」と感じる方が一定数いる。初めて弔電を送る際に手順が分からない人も多くいるため、お悔みの気持ちを「電話やLINEのように簡単」に伝えられるサービスが求められているのではないかと考えられる。