デモエリアではユースケースと最新技術を展示
またAIラボには、これまでのユースケースやアイデアにつながる最新技術を紹介するデモエリアも設けられている。川崎重工は神戸の開所前からユースケースとしてAIラボを利用しており、そこで開発したロボットアームのAIソリューションと、ソーシャルロボットの「Nyokkey(ニョッキー)」にChatGPTを使った会話機能を短期間で実装し、会場のガイドとして活用するデモを披露した。
デモエリアには様々なユースケースとAIラボの活用につながる最新技術が展示されており、見学ツアーも実施する。
川崎重工はユーザーとしてAIラボのプログラムを活用していた経験があることから今回の神戸誘致を積極的に進めてきた。
ソーシャルロボット「Nyokkey」にはChatGPTによる会話機能を短時間で実装した。
その他にも、レドモンドのAIラボでシステムを開発したユーハイムのバームクーヘンAIロボット「THEO(テオ)」や、MicrosoftがAIラボとは別に共同イノベーションラボを設立しているソニーセミコンダクタソリューションズが提供する、AIカメラなどを活用した開発プラットフォーム「AITRIOS(アイトリオス)」のデモも展示されていた。
ユーハイムのバームクーヘンを焼くロボットのAIはエドモンドのAIラボで開発された。
ソニーセミコンダクタソリューションズの「AITRIOS(アイトリオス)」を紹介するコーナー。