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100均で家庭菜園デビュー!セリアのいちごポットで秋植え栽培にチャレンジ

2023.10.16

いちご苗の植え付け方法

さてここからは、実際にセリアのいちごポットにいちご苗を植えていきます!

肥料を植えこんだりするやり方もありますが、1番ベーシックで用意するものが少ないやり方で行ったので初心者向けとして参考にしてください。

【用意するもの】
● セリアのいちごポット×3
● いちご苗×9
● 野菜栽培用土(元肥などがすでに配合されているタイプ)
● 鉢底石
● 鉢底用ネット
● スコップ
● (必要な場合)軍手やゴム手袋、ポットの下に敷く鉢皿

いちご苗は「あかねっこ」「よつぼし」「さちのか」を各3個ずつ、専用の野菜用土と一緒にネットで購入しました。苗を購入したら、生育のためにもできるだけ日にちを置かずにすぐに植え付けをしてあげるのがおすすめです。

いちごポット、鉢底石、鉢底ネット、スコップは全てセリアで購入しています。

(1)いちご苗のランナーを根元でカットしておく

先に葉がついた茎とは別に、「ランナー」と呼ばれるピョンッと飛び出た茎があるので、根元でカットします。

このランナーはいちごが小株を作るために伸ばすものなので、伸ばしっぱなしにしておくと栄養がそちらにつかわれてしまい、株自体の育成にはあまり良くありません。

立派な実を成らせるためには植え付け後もこまめにランナーをカットするのがポイントなのだとか。ちなみに実よりもいちご苗を増やすことを優先したいときはこのランナーを成長させて小株を作ります。

(2)ポットの底に鉢底用ネットを敷く

土を入れたときにズレなければなんとなくでOK。鉢の形に合わせてハサミでカットして、敷きましょう。

(3)その上に鉢底石を敷く

(4)野菜栽培用土を敷く

底に敷く用土の高さはいちご苗の高さに合わせます。

いちご苗の根本、「クラウン」と呼ばれる王冠のような形をした部分を土で覆ってしまうと育成が上手くいかないので、クラウンを覆わない程度の高さに調整しましょう。

(5)いちご苗の根の土を軽くほぐして用土の植えに乗せる

根を切らないように、優しく手で払って少しほぐすくらいで大丈夫です。クラウンに続き、このときの苗の向きと置く場所が今後の生育に関わる重要ポイントです!

まず、先ほどカットしたランナーが生えていた方はポットの中心側に向け、ランナーが生えていない方をポットの外側に向けてください。

そして、できるだけポットのフチギリギリになるように端っこの方に苗を置きましょう。

というのも、花や実はランナーが生えてくる方と逆側に成るため、外側に向けることでしっかり日に当てることができます。

さらに、できるだけポットの端の方に植えるのは、実ができたときに上手くポットの外側に垂れ下がるようにしたいという理由です。こうすることで蒸れやナメクジなどの害虫の被害防止になります。

(6)隙間に用土を追加する

1ポットあたり3つの苗を配置したら、スコップで用土を入れていきましょう。

いちごは浅植えを好むので、土を入れた後にギュッギュッと苗を押さえたりする必要はありません。

隙間を埋めるようにふんわり土を被せるだけでOKです。

(7)ポットを積み重ねて水を遣る

3ポットとも植え付け終わったら、底のツメをしっかりはめ込んでポットを積み重ねます。

これでいちごポットタワーの完成です!

省スペースで9苗植えることができるので、ベランダやカーポートなどのちょっとしたスペースにもおすすめです。

鉢底から水が出てくるまでたっぷり遣りましょう。

下に鉢皿を敷いておく場合、水が溜まると不衛生で病気や臭いのもとにもなるのでこまめに水を捨てるようにしてくださいね。

中心の穴に加えてスリットもついているので水はけは良い方ですが、積み重ねてタワー最下段の乾燥、または加湿には気を付けましょう。上から遣った水は下の段、また下の段へと落ちていく仕組みなので、水やりの際は一番下にあるポットの底からしっかり水が出るのを確認してくださいね。

また、いちごは乾燥を嫌うので、植え付け後しばらくは土が乾かないようにこまめに水遣りをするようにしましょう。11月以降、気温が低くなってくると休眠期に入ります。徐々に水遣りの頻度を減らし、土の表面が完全に乾ききってからあげるようにしてください。

冬の水遣りの目安は大体週1回程度といわれますが、あげすぎると根腐れしてしまうため、土の状態を目で確認するのがコツです。

10月に植え付けした場合のいちごの追肥は、1月頃に1回と、花が咲き始める3月初頃に1回やるのが良いといわれます。いちご専用の肥料をあげるか、発酵油かすや、実付きを良くするリンなどが配合された固形肥料などが好ましいです。

ただし、いちごの実を甘くするのには「少し痩せている土地くらいが良い」といわれるので、肥料のあげすぎには注意しましょう。

いちごを育てるのは日光にしっかりあてて水を切らさず、手をかけすぎないくらいで丁度良いです。

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