また、これまでのアバルトモデルではフロントグリルに『ブランドロゴ』を配置してきたが、「Abarth 500e」では、ダークチタングレーの『アバルトレタリング』を、初めて採用した。さらに、稲妻の放電によって描かれたかのような新しいデザインのスコーピオン・エンブレムを車体の両サイドに配置している。
エクステリアは、全長3.6mのコンパクトな車体に18インチアルミホイールを採用し、アグレッシブさを持ちながら柔らかなプロポーションを実現。また、スポーティな印象のフロントバンパー、アクセントカラーとしてホワイトを採用したリップスポイラー、精悍な印象を与えるフルLEDヘッドライトなど、コントラストのある引き締まったスタイリングとなっている。サイドのリアフェンダー上部には、電気自動車のアバルトを特徴づける、EV専用のロゴが施されている。
インテリアは、黒を基調とした、シックでスポーティな空間となっている。インストルメントパネル、ステアリング、ヘッドレスト一体型スポーツシートなど、アルカンターラ素材をふんだんに採用し、高級感のある室内空間を演出。ヘッドレストには「Abarth 500e」専用のロゴをあしらい、ブルーとイエローのステッチを施した一体型のスポーツシート、ステアリングホイールにあしらったブルーのトップマークと共に、スポーティさを高めている。
なお、安全装備については、衝突被害軽減ブレーキ、レーンキーピングアシスト、トラフィックサインレコグニション、およびブラインドスポットモニターを、アバルトとして初めて採用した。
ボディタイプは、ハッチバックとカブリオレの2タイプを設定している。ボディカラーは、アンチドーテホワイト、ベノムブラック、アドレナリンレッド、アシッドグリーンの4色となる。
そして新型「Abarth 500e」の日本導入を記念し、ローンチエディションの限定車「Abarth 500e Scorpionissima」を発売。ブランドの誕生年にちなんで、全世界で1,949台が発売され、うち200台を日本で発売する。「Abarth 500e Turismo」をベースに、ボディタイプは、ハッチバックとカブリオレの2タイプを設定している。専用のサイドデカール、デジタルサーティフィケーション、およびウェアラブルキーを特別装備し、ボディカラーは、限定車専用色のポイズンブルー、およびアシッドグリーンの2色となる。
【メーカー希望小売価格】
Abarth 500e Turismo Hatchback 6,150,000円(税込)
Abarth 500e Turismo Cabriolet 6,450,000円(税込)
(初回限定車)
Abarth 500e Scorpionissima Hatchback(150台)6,300,000円(税込)
Abarth 500e Scorpionissima Cabriolet(50台)6,600,0000円(税込)
関連情報:https://www.abarth.jp/500e/
構成/土屋嘉久