「AFL」はオーストラリアの各地域に根付く国民的競技。
日本国内でもリーグ戦が開催中でまもなくクライマックス!
ちなみにフッティは、今回観戦したAFLのトップリーグが人気を集めているのはもちろん、下部のリーグに関しても地元住民からの根強い支持を受けている。例えば、ビクトリア半島南部に拠点を置く「RED HILL FNC」では週末の試合に足を運ぶのが、サポーターの週課。クラブハウスの食事も充実しており、贔屓のチームを応援することが暮らしの一部になっているようだ。
また、日本でも「日本オーストラリアンフットボール協会」が存在し、A.LEAGUEというリーグ戦が行なわれている。ミッチ選手も、母の母国である日本に訪問した際は、トレーニングなどに参加したこともあるとのこと。2023年12月9日には駒沢公園補助競技場でファイナルの試合が行なわれる予定なので、フッティを生で見てみたい人は、まずは足を運んでみては!?
セントキルダ・フットボールクラブ所属
ミッチ・オーウェンズ選手
ルーキーイヤーとして出場した今年、時として5万人以上の観客に囲まれながら試合をするのは、とてもナーバスでストレスも感じるという。より良いメンタルを保つために、自分が納得のいかない試合の後は、フッティの専門番組やサポーターのSNSを、できるだけ見ないようにしているという。前述のメディテーションなども取り入れながら、チームの成功を目指して日々練習に打ち込んでいる。
取材・文/田尻 健二郎
撮影/miho watanabe
取材協力/オーストラリア⼤使館