Dropboxは、米国ニューヨークで開始したユーザーカンファレンス「Work In Progress」にて、ウェブ版Dropboxのリニューアルや、新プラン、新ツールについて発表した。
ウェブ版DropboxのUIをリデザインしたほか、「Dropbox Essentials」「Dropbox Busines」「Dropbox Business Plus」の3つの新プランを導入。また、動画コラボレーションツール「Dropbox Studio」が新登場した。
ウェブ版Dropboxのデザインを一新
Dropboxが2023年に依頼したEconomist Impactによる調査によると、調査対象者の42%が、日々の業務において1時間以上、仕事に関するチャットなどの中断なしに生産的な作業ができないと回答。また、この調査では、ナレッジワーカーは集中を妨げられることにより、平均で毎年500時間以上を無駄にしていると推定している。このような背景から、同社はウェブ版Dropboにおいて、次のアップデートを実施した。
・ナビゲーションを刷新し、効率的に必要な機能にアクセスできるように、拡張可能なフォルダツリーを追加。
・画面のスクリーンショットや録画、PDFの編集、ファイルのアップロード、フォルダの作成、署名の取得、ドキュメントの送信とトラッキングをすばやく行なえるよう、新しい操作バーを配置。
・動画コンテンツをプレビューできるように、ファイルプレビューを改良。
上記アップデートは、10月11日より一部ユーザーへの提供が開始され、今後数週間から数か月以内に既存ユーザー向けに広くリリースされる。