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チェキ誕生から25周年!手のひらサイズのカメラ「INSTAX Pal」が加わってさらに広がるINSTAX“チェキ”超活用術

2023.10.12

INSTAX SQUARE SQ40

スクエアフォーマットのフィルムに対応したチェキで、操作方法はmini 12同様にとてもシンプル。高級感のあるレザー調のクラシックデザインで手にしっとりと馴染む。Instagramでも馴染みのあるスクエアサイズのチェキプリントを手軽に楽しめるのが魅力だ。

SQ40はシックで落ち着いたデザインで、カラーは黒1色

スクエアフォーマットは作品としても様になる人気のアスペクト比だ

INSTAX mini Evo

こちらはカメラらしいデザインのハイブリッドモデルで、10種類のレンズエフェクトと10種類のフィルムエフェクトを組み合わせることで「100通りの写真表現」ができる。撮影後はレバーを引いてプリント出力するなど、カメラライクなギミックに溢れたモデルだ。男性ユーザーにも人気の高いカメラで、2023年6月に新色のブラウンが追加された。

ダイヤル操作によるエフェクト選択や、レバーを引いてプリントするなど、アナログ操作によって作品を創り上げる楽しさを追求

相手との距離が近くなる

他のカメラにない特徴として、Z世代はチェキをコミュニケーションツールとして使っているという。チェキでのセルフィー撮影では、自然にお互いの距離が近くなり仲良くなるきっかけにもなる。また、チェキプリントを友人同士で交換して楽しんでいる。他にもアルバムに入れて保管するのがオーソドックスな方法。スマホのように連写はできないので、ファインダーをのぞいて大切に10枚を撮るという特別感が楽しさにつながっているのではと分析する。

フィルムにも人気の秘密が!

チェキの楽しさの1つにフィルム選びがある。チェキプリントのフレーム部分の色やデザインが選べるのだ。人気のフィルムとして挙げてもらったのは、今年発売された「ハートスケッチ」である。手書き風の10種類のハートがフレームに描かれている。あえて手書き風のハートというのが人気の秘密だ。

さらにパステル調のグラデーションがかわいい「マカロン」とハッキリした色調の「レインボー」もロングセラー。10通りの色を楽しめるフレームで、最初の色を覚えておけば次にどんな色のフレームが出るか予測がつき、その色に合わせた写真を撮るという高等テクニックを鈴木さんは使っているそうだ。黒フレームの「コンタクトシート」も人気があり、ポジフィルムを思わせる黒地にオレンジの英文字がシックな魅力を漂わせる。

スマホケースに推しチェキ

フィルム活用法といえば、スマホケースに「推しチェキ」を挟むのが定番の楽しみ方。定期的に写真を替えるだけで気持ちがリフレッシュできるという。チェキを汚れから守るスマホケース用ストラップホールシートが各社から発売されるほど人気の活用方法だ。

他にもラッピングにチェキプリントを添える活用法もある。チェキプリントを貼るだけでも特別感が出るが、そこに手書きのメッセージを添えたら、より思いの伝わるラッピングになる。

INSTAX Pal

プリント機能を分離することで、小型軽量化を実現したのが「INSTAX Pal」である。広角レンズ搭載でいつでもどこでも気軽に撮影できる。スマホ専用アプリを使えば、撮影画像でパラパラ漫画のようなGIFアニメーションを作ったり、18種類のフィルターで加工も楽しめる。また、カスタムシャッターサウンド機能で好きな音声をシャッター音に設定できる。カメラスタンドと簡易ファインダーを兼ねた多機能リングアクセサリが本体と同色で付属する。これは新たな人気を呼びそうな製品である。

撮ることに特化した超小型の「INSTAX Pal」は、専用アプリとスマホプリンター「INSTAX Link」との連携で楽しさが広がる新しいカメラ

シャッターボタンは背面にある。上部にあるのは電源ボタン。記録メディアはmicroSD/microSDHCメモリーカード、広角16.25mmレンズ搭載

専用アプリを使ってワイヤレスリモート撮影や18種類のフィルター加工が楽しめる

写真・文/ゴン川野

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