シンプルながら効果テキメン!ベーシック筋トレ3
筋トレは運動経験や柔軟性がないと難しい種目もあるが、今回紹介する3種目は身体が硬い人でもOK。いずれも「肋骨をしめる意識」がポイントとなる。
プランク
まずはお腹周りから!
30秒×3セット LEVEL ★☆☆
うつ伏せになり、身体全体を真っすぐ保った状態を腕で支える体幹トレーニング。お腹周りの腹直筋や腹横筋を鍛えられる。これらの筋肉が強化されると正しい姿勢がとれ、腰にかかる負担も軽減。鍛えることで腰を支えるコルセットのような役割を担うイメージだ。
〈Terada’s advice〉実は正しいフォームでできていない人がとても多い種目。お尻をギュッと締めて内ももを意識し、アゴを引くとうまくできますよ。
お尻が上がった状態だと、鍛えたい筋肉である腹直筋や腹横筋への効果が薄れてしまう。
片足を上げながらプランクを行なうと、上げた側のお尻の大殿筋を鍛える効果がプラスされる。
ヒップリフト
お尻を引き締めて腰痛改善
10回×2〜3セット LEVEL ★☆☆
足全体から太ももの裏側にあるハムストリングスと、お尻の一番大きい筋肉である大臀筋がターゲットで、反り腰の人にもおすすめ。鍛えることで骨盤や脊柱を正しい状態に戻し、腰痛の軽減につなげることができる。トレーニングは1セットにつき10回を目指そう。
〈Terada’s advice〉4秒かけて鼻から息を吸い、4秒かけて口から吐ききって肋骨を下げます。骨盤が後傾したことを感じてからお尻を上げていくのがコツ。
腰が反った状態のままお尻を持ち上げると、逆に腰を痛めることも。膝から肩が一直線になるよう意識。
ヒップリフトの際にクッションやタオルなどを膝の間に挟むと、より内ももが意識できる。O脚改善や太ももの引き締めにも。