4.自分に非があったときは謝罪する
自分が間違ったときは失敗を認め、謝罪することが大切です。上司としての面目がつぶれるという気持ちがある人もいるかもしれませんが、ミスを認めることで誠実さが伝わり、部下からの信頼を得ることができるでしょう。
ごまかしが判明したときに失うもののほうが大きいはずです。
5.褒める・認める
部下を褒めたり、認めたりするときは、きちんと言葉にするようにしましょう。オンラインコミュニケーション中心の職場では、言葉で伝えることが大切です。
そうすることで部下はもっと仕事を頑張ろうとモチベーションがアップするほか、自分のことを高く評価してくれるこの上司についていきたいと感じるようになるでしょう。
6.部下を信頼する
部下から信頼してもらうためには、まず自分から部下を信頼することが大切です。「自分のことを信頼していないだろうな」と感じる人を信頼することのほうが難しいでしょう。
自分が抱えている仕事を任せたり、意見に耳を傾け尊重したりすることで、部下を信頼していることを見せていくことが大切です。
「当たり前のこと」と思っていても…
今回紹介した6つのポイントを見て「当たり前のこと」と感じた人もいるかもしれません。しかし、実際に行動に移している人はそう多くはないのではないでしょうか。
「部下と信頼関係が築けない……」と悩んでいる人は、一度振り返ってみることをおすすめします。
また、中には「私がマネジメントしているチームには、対応が難しいメンバーがいる。そう簡単なことではない」という人もいるでしょう。そのような人は、以下の記事が参考になるかもしれません。
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文/やまさん
保有資格:キャリアコンサルタント(国家資格)/キャリア・デベロップメント・アドバイザー(日本キャリア開発協会)