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企業がリスキリング施策で重視しているスキル、3位業務プロセス設計、2位AI活用、1位は?

2023.10.11

80%を超える企業がリスキングの成果を実感

回答者が所属している企業で取り組んでいるリスキリング施策において、「どのように評価されていますか?」と聞いたところ、「大きな成果が出たと感じている」との回答が、今回は28.7%(前回18.2%)という結果になった。

また、「成果を実感できた」との回答も今回は52.1%(前回45.5%)となり、リスキリングの取り組みに成果を感じている企業が80.8%までに増加していることがわかった。

リスキリングの取り組みを評価するための指標は「管理職、マネジャーの満足度」

回答者が所属している企業において、「リスキリングの取り組みを評価するための指標や基準が定まっている」と回答をした人に「リスキリング施策を推進するうえで、どのような評価指標や基準を定めていますか?」と尋ねたところ、1位は「管理職、マネジャーの満足度(41.5%)」、2位は「組織におけるスキルギャップの度合い(38.5%)」、3位は「従業員の定着率(37.4%)」となった。

これは、管理職、マネジャーもリスキリング施策を重視しており、組織全体で取り組むことが成果を実感することに繋がると推察できる。

大企業のリスキリング施策の年間予算と中小/スタートアップ企業の年間予算には大差がなかった

回答者が所属している企業において、「リスキリング施策の年間予算について」尋ねたところ1位は「500万円~1千万円未満(28.1%)」、2位は「1千万円以上~3千万未満(25.9%)」となった。

企業規模別の回答を見ると、大企業に勤めている人では「1千万円以上~3千万未満」との回答が1位(26.3%)に対し、中小/スタートアップ企業に勤めている方では「500万円~1千万円未満」との回答が1位(39.9%)となり、リスキリングの取り組み率と同様に、大企業が先行して、施策に予算を投じていることがわかる。

リスキリング施策において「重視すること」と「課題」

回答者が所属している企業において、「リスキリング施策において重視することは何ですか?」と聞いたところ、重視することについては、1位は「従業員リスキリング目的の明確化(28.7%)」、2位は「従業員リスキリングにおける習得スキルの設定(27.8%)」3位は「リスキリング後の従業員自身の業務における企画・実行(26.8%)」が上位となり、従業員が獲得したスキルを新たな業務で活用できることを重視していると考えられる。

また、「リスキリングを推進する上での課題は何ですか?」と聞いたところ、1位は「施策の企画リソース(体制)が足りない(23.1%)」、2位は「施策の運用リソース(体制)が足りない(21.0%)」、3位は同率して「習得すべきスキルを明確にできない(19.9%)」「スキル習得に適したカリキュラムが用意できない(19.9%)」という結果になった。

成果実感別でみたリスキリング施策の推進における「課題」の違い

回答者が所属している企業において、「リスキリング施策を推進する上での課題」についての回答を成果実感別でみると、成果実感があった企業と成果実感がなかった企業での共通の課題は、「取得すべきスキルを明確にできない」「施策の企画リソース(体制)が足りない」「施策の運用リソース(体制)が足りない」となり、成果実感がなかった企業にあった特徴的な課題は「スキル習得後に実務で活躍できない」ことだと判明。習得したスキルを実務に活かせるかによって成果に差を生むと考えられる。

調査概要
調査手法/インターネットリサーチ Fastask(ジャストシステム提供)でアンケート調査を実施
調査対象/全国の企業にお勤めの方
調査期間/2023年8月28日~2023年9月1日
対象人数/662
企業属性/
※大企業:従業員数が300人以上の企業
※中小企業とスタートアップ:従業員数が300人未満で、新規事業開発と成長を経営の主軸に
置かない企業と従業員数が300人未満で、新規事業開発と成長を経営の主軸に置く企業。
大企業の子会社やグループ会社は含まれない。
※ 製造業:電子部品・デバイス・電子回路製造業、情報通信機械器具製造業、電気機械器具製造業(上記に含まれないもの)、その他製造業
※通信情報サービス:通信業、情報サービス業、その他の情報通信業

関連情報
https://www.manabicoach.jp/reskillingcamp

構成/清水眞希

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