7割が5類移行後に残業増加!出社組は不毛な”サボり残業”をする人も
回答者全体の796人に、コロナ5類移行前と比べた残業時間の増減を聞くと「増えた派」が67.2%と過半数を占め、内訳は「とても増えた」16.5%、「増えた」14.6%、「どちらかといえば増えた」36.1%となっている。
またコロナ後に出社頻度が増加した507人に同質問を聞くと「増えた派」が78.5%と過半数を占め、内訳は「とても増えた」21.5%、「増えた」16.4%、「どちらかといえば増えた」40.6%となり、出社頻度が高い人ほど残業時間が増える傾向が見られた。
回答者全員に会社からの残業代の有無を聞くと「出る」が60.7%、「出ない」が19.5%、「固定残業代が給与に含まれている」が19.8%と、”出る派”が過半数を占めた。
同回答者にサボり残業の経験有無を聞くと「ない派」が60.9%と過半数を占め、内訳は「全くない」26.9%、「ない」17.5%、「ほぼない」16.5%という結果に。
サボり残業経験ありと回答した311人にサボリ残業による自身への影響を聞くと「心の余裕が生まれる」が54.0%で最多回答となり、次いで「気分転換になる」36.0%、「ダラダラ仕事をするようになる」15.4%が上位3つの回答となった。
また全回答者の796人にサボり残業の賛否を聞くと「反対派」が60.8%と過半数を占め、内訳は「とても反対」18.5%、「反対」21.9%、「どちらかといえば反対」20.4%となっている。
回答者に自由記述コメントを求めたところ、出社が増えることで残業時間が増えやすいというコメントが顕著にみられた。
・上司が退勤するまでは退勤できないので、業務が終わっても20分くらい様子を見てしまいます
・オフィスで残業していると仕事を頑張っている雰囲気が出せる
・出社はいいのですが準備で時間を取られるので、プライベートの時間が減ってしまいました
・テレワーク時は雑談が無かったが、職場で話す機会が増えたのでその分多めに仕事をしている
・残業代が出るなら日中少し私用を済ませて夜少し残った方が生活費の足しにもなる
調査概要
調査対象者:現在職を持つすべての社会人、JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件:全国 / 男女 / 20~50代
調査期間:2023年8月25日~8月28日
有効回答数:796人(男性6 / 女性4)
調査方法:インターネット調査
※サボり残業の定義:業務時間外(残業中)に業務に無関係な作業や活動をすること
関連情報
https://job-q.me/articles/15294
構成/Ara