『Google Classroom』でできること
(1)クラス分けをすべてオンライン上で完結
各生徒に付与されたアカウントをGoogle Classroomに登録することで、クラス単位で編成ができる。年度更新に伴うクラス替えも可能なうえ、担任や副担任の設定も変更にも対応している。前年度のクラスを削除しても、生徒が提出したテストや課題などのデータは残るため安心だ。
(2)提出した課題の盗用チェックができる
大学のレポート課題などでは、ネット上の記事や他論文などからの剽窃が問題視されがち。Google Classroomにはその対策として「独自性レポート」という機能が備わっている。自動でサイトや文献情報を検索し、引用元の文献を提示してくれるほか、全体における剽窃の割合も確認できる。
Google for Educationを導入した教育現場の事例
(1)鹿角市立十和田中学校(秋田県)
教員が自身の授業で試した各アプリの機能や工夫のアイデアをまとめ、他の教員向けに発信している。2021年度でその数は54に。この資料は学校の垣根を超え、鹿野市内の様々な小中学校で活用されている。
(2)泉佐野市立第三小学校(大阪府)
生徒たちが宿題で取り組んでいる自学を全校に紹介する「自学グランプリ」のサイトを制作。Googleフォームで投票し、選ばれたものは教員や保護者も閲覧できる。アニメーションやゲームなど、投稿する自学の内容は様々だ。
取材・文/桑元康平
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