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蛍光灯の明かりでも充電できる!充電ケースに太陽電池を搭載したurbanistaのワイヤレスイヤホン「PHOENIX」が便利

2023.09.27

晴れた日なら、1時間9.6mA発電

それでは肝心の太陽光発電はどうやるのか。その状態をモニターするにはスマホ専用アプリを起動する。Bluetooth接続でイヤホンと接続すると、ソーラー充電状態が表示される。9月の快晴で最大9.6mAをマーク。MAXは10mAと思われるので、かなりの発電量だ。中央にはGREATと表示され、発電状態が良好であることがわかる。

他社のソーラー搭載モバイルバッテリーと比較してみると、スペックが発表されている機種で2万mAの容量で、フル充電まで250時間かかると書いてある。1時間の発電量は80mAという計算になる。これはかなり楽天的なスペックで、ほとんどのソーラー搭載モバイルバッテリーのAmazonのレビューを読むと、ソーラー機能は使えない、発電できない、フル充電にはならないなどの否定的なインプレが並ぶ。urbanista「PHOENIX」はアプリを見るだけで、あと何時間使えるか、何%充電出来たか、1日の充電量、1ヶ月の発電量まで記録してくれるのだ。これは楽しい。総出力量と比較してソーラー充電量の方が多ければ、イヤホンを無限に聞ける計算になる。

充電状態の評価はGREAT、GOOD、SOMEの3段階で背景色も変化する

1日の発電状況を棒グラフで表示。この日は22mA充電できた

30日間の合計も表示できる。このアプリでオーディオ機能の操作もでき、6種類のプリセット付きEQなども使える

屋内の蛍光灯でも充電できた!

Powerfoyleは、太陽光下の発電は通常の太陽電池に及ばないものの、光量が少ない場所での発電効率が高いという特徴があるという。20形の直感式蛍光灯を使って、実際にどれぐらい発電できるのかを検証してみた。測定したのは蛍光灯をまでの距離と明るさ、そして発電量である。

発電できるギリギリの距離は38cmで0.1mA、照度は852Luxだった。距離2cmまで近付けられるなら3mAの発電量が得れ、3時間充電すればイヤホンを1時間駆動できる電力が得られる。天井の蛍光灯のみでのソーラー発電は難しいが、デスクトップライトなどがあれば屋内での発電も可能である。発電しているかどうかはスマホアプリで確認できるのもいい。urbanista「PHOENIX」は単なる完全ワイヤレスイヤホンではなく、ソーラー発電入門機としても貴重な存在と言えるだろう。

照度計を使って明るさを測定。9.6mA発電時の太陽光の照度は57000Lux

1000Lux以下でも発電可能、1mAの発電には4350Luxの照度が必要だった

写真・文/ゴン川野

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