小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

写真で解説!Excelのシートをコピーする方法とうまくできない場合の対処法

2023.05.13

エクセル シートコピーで「右クリックしか知らない」「Macで操作できない」「コピーできないエラーが出る」とお困りの方へ。別ブックへの移し方、複数シート一括コピー、6つのトラブル対処法までを実例で解説。Windows・Mac・ブラウザ版すべての環境に対応した完全ガイドです。

Excelで業務を進めるなかで、月別の管理表を増やしたり、編集前のバックアップを残したり、別ファイルへ既存のシートを移したりと、シートをコピーする場面は意外と多いものです。ところがいざ作業しようとすると「右クリックメニューしか知らない」「Macだと操作が違う」「『コピーできません』と表示される」といった壁にぶつかることも珍しくありません。

本記事では、Windows・Mac・ブラウザ版それぞれの環境に対応したシートコピーの方法を、用途別に整理して解説します。あわせて、コピーできないときの代表的な原因と対処法、現場で役立つ活用のコツまで網羅。また、本記事はMicrosoft 365を基準に、Excel 2024 / 2021 / Excel for Mac / Web版(ブラウザ版)での操作差にも触れていきます。

Excelシートのコピー方法【まずは3つの基本操作】

Excelのシートをコピーする方法は、大きく3つに分けられます。それぞれ得意な場面が異なるため、用途に合わせて使い分けると作業効率が一気に上がります。

方法操作おすすめの場面
右クリック「移動またはコピー」シート見出しを右クリック→メニューから選択別ブックへコピー/挿入位置を細かく指定したい
Ctrl+ドラッグCtrlを押しながらシート見出しをドラッグ同じブック内で素早く複製したい
ショートカットキーAlt→H→O→M(Windowsのみ)マウスを使わず操作したい/連続作業時

それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。

参考:Microsoft サポート「ワークシートまたはワークシートのデータを移動またはコピーする」

1. 右クリック「移動またはコピー」を使う方法【一番確実】

最も確実で、別ブックへのコピーにも対応できる王道の方法です。まずはシートを用意します。

コピーしたいシート見出しを右クリックし、表示されたメニューから「移動またはコピー」を選択します。

「移動またはコピー」ダイアログが開きます。「挿入先」でコピーしたシートを配置する位置を選びましょう(末尾に追加するなら「(末尾へ移動)」)。

続いて「コピーを作成する」のチェックボックスに必ずチェックを入れます。ここを忘れると単なる「移動」になってしまうため要注意。

「OK」をクリックすると、選択した位置に複製されたシートが作成されます。

コピーされた直後のシート名は「メモ帳 (2)」のように、元の名前のうしろにカッコ付き連番が付きます。シート名を変更したい場合は、シート見出しをダブルクリック(または右クリック→「名前の変更」)して、新しい名前を入力すれば完了です。

※補足:シートの順番を入れ替えたい場合は、シート見出しを左右にドラッグするだけで移動できます。

2.Ctrl+ドラッグでコピーする方法【最速】

同じブック内で素早く複製したいときに最も速いのがこの方法です。マウス操作だけで完結します。

  1. コピーしたいシート見出しの上にマウスポインタを置きます。
  2. Ctrlキーを押しながら、シート見出しを横にドラッグしましょう。
  3. ポインタの先に「+」マークの付いたシートアイコンが表示されます。コピーを挿入したい位置でマウスボタンを離すと複製が完了します。

※注意点:Ctrlキーを離すタイミングは「マウスボタンを離した後」です。先にCtrlを離してしまうとコピーではなく移動になってしまいます。Macの場合はOptionキー(⌥)を使います。

この方法はマウス1つで完結するため、月別シートを5枚・10枚と量産するときの時短効果が大きい操作です。

参考:Microsoft サポート「Excel for Macでシートを移動またはコピーする」

3.ショートカットキーでコピーする方法【マウス不要】

キーボードだけで完結させたい方や、同じ操作を連続で繰り返したい方におすすめの手段。Windows版Excelでは2通りのショートカットがあります。

方法A:Alt→H→O→M(リボンを辿る方式・覚えやすい)

  1. コピーしたいシートを選択した状態で、Altキーを押します(リボンに英字ヒントが表示されます)。
  2. 続けて H(ホームタブ)→ O(書式)→ M(シートの移動またはコピー)の順に押しましょう。
  3. 「移動またはコピー」ダイアログが開いたら、Alt+Cで「コピーを作成する」にチェックを入れ、Enterキーで確定します。

方法B:Alt→E→M(最速・暗記必須)

打鍵数が1つ少なく最速ですが、リボンには表示されないため完全暗記が必要です。慣れた方向けの上級ショートカット。

重要:この2つのショートカットはいずれもキーを「同時に押す」のではなく順番に押す操作です。Altキーを押してから手を離し、続けて H→O→Mを順番に押してください。

Mac版Excelでは上記Altショートカットは使えません。Mac固有の操作については後述の「Mac版Excelでシートをコピーする方法」を参照してください。

Excelで複数シートを一括でコピーする方法

四半期報告書を月単位で複製したい、複数の支店フォーマットを別ブックへ移したい、といった場面では複数シートをまとめてコピーする方法が便利です。シートの選び方によって3つのパターンがあります。

連続したシートをまとめて選ぶ場合(Shiftキー)

  1. 一番左端(または一番右端)のシート見出しをクリックします。
  2. Shiftキーを押しながら、もう一方の端のシート見出しをクリックしましょう。
  3. 間にあるすべてのシートが一度に選択された状態になります。

離れたシートをまとめて選ぶ場合(Ctrlキー)

  1. 1枚目のシート見出しをクリックします。
  2. Ctrlキーを押しながら、別の場所にあるシート見出しを順にクリックしましょう。
  3. 隣接していないシートも組み合わせて選択できます。

全シートを選ぶ場合(右クリック→すべてのシートを選択)

シートのどれか1つを右クリックし、メニューから「すべてのシートを選択」を選ぶと、ブック内のすべてのシートが一度に選ばれます。10枚以上のシートを丸ごと別ブックへ移したい場合などに重宝するでしょう。

複数のシートを選択した状態で、前述の「右クリック→移動またはコピー」を実行すれば、選択中のシートが一度に複製されます。

注意:シートを複数選択している間は、Excelタイトルバーに「[グループ]」と表示されます。この状態でセルに文字を入力すると選択中のすべてのシートに同じ内容が書き込まれてしまうため、コピー操作が終わったら必ずシート見出しのいずれかをクリックして、グループ選択を解除してください。

Excelのシートを別のブック(別ファイル)にコピーする方法

別ブックへのシートコピーは、複数の支店データを1ファイルに集約したいときや、テンプレートシートを別案件のファイルに流用したいときに使います。

既存の別ブックにコピーする

  1. コピー先のブックを事前に開いておきます(これを忘れると次の手順でブック名が選択肢に出ません)。
  2. コピー元のブックに切り替え、コピーしたいシート見出しを右クリックしましょう。
  3. 「移動またはコピー」を選択。
  4. ダイアログ上部の「移動先ブック名」のプルダウンを開きます。現在開いているExcelファイル名がここに一覧表示されますので、コピー先のブックを選びましょう。
  5. 「挿入先」でコピー先ブック内の挿入位置を指定します。
  6. 「コピーを作成する」にチェックを入れ、「OK」をクリックして完了です。

参考:Microsoft サポート「ワークシートを保存する」(別ブック・新しいブックへの移動またはコピー手順を含む)

新しいブックとしてコピーする

新規のExcelファイルを作成して、そこにシートをコピーすることもできます。手順は上記とほぼ同じですが、「移動先ブック名」のプルダウンで「(新しいブック)」を選ぶのがポイント。OKをクリックすると、新規ブックが自動で生成され、その中にコピーされたシートが配置されます。

特定のシートだけを切り出して取引先に共有したいときや、社外秘の情報を含む他シートと切り離して送りたいときに役立つ方法です。

別ブックコピー時の3つの注意点

別ブックへのシートコピーには、同じブック内のコピーにはない3つの落とし穴があります。事前に把握しておくと、コピー後のトラブルを避けられるでしょう。

① 数式の参照が「外部リンク」に変わってしまう

コピー元のシート内で他のシートを参照する数式(例:=Sheet1!A1)があると、別ブックにコピーした時点でコピー元ファイルを参照する数式に書き換えられます(例:=[元ファイル.xlsx]Sheet1!A1)。コピー元ファイルを削除・移動するとエラーが発生するため、参照先のシートも一緒にコピーするか、後述の対処を行いましょう。

対処法は2つあります。一つは参照先のシートも同時に選択してコピーする方法。複数シート同時選択コピーを使うと、シート間の参照関係が保たれたまま新しいブックに移ります。もう一つは「リンクの編集」で参照先を変更する方法で、データタブ→「リンクの編集」→「リンク元の変更」から自分自身のファイルを指定するとファイル名表記が消えます。

② 名前の定義が重複の元になる

シート単位でコピーすると、設定済みの条件付き書式・入力規則(プルダウン)・データの入力規則は基本的に維持されます。一方で、ブックに登録された「名前の定義」(セル範囲につけた名前)は、コピー先のブックに同じ名前が存在すると**「名前は既に存在します」エラーが連発**(対処は後述のトラブルシューティング参照)。

③ グラフが元ブックを参照したまま残る場合がある

シートにグラフが含まれていると、別ブックにコピーした後もグラフのデータ系列がコピー元ブックを参照したままになるケースがあります。コピー先でグラフをクリックし、「グラフのデザイン」タブ→「データの選択」から、参照範囲が新しいブックを向いているかを確認してください。

Mac版Excelでシートをコピーする方法

Mac版ExcelはWindows版とインターフェースが似ているものの、ショートカットキーや右クリックメニューに違いがあり、Windowsの手順をそのまま使うとうまくいかないことがあります。Mac固有の操作をまとめました。

Optionキー+ドラッグでコピーする(最速)

Macで最も簡単な方法は、Option(⌥)キーを押しながらシート見出しをドラッグする操作です。WindowsのCtrl+ドラッグに相当します。

  1. コピーしたいシート見出しの上にマウスポインタを置きます。
  2. Option(⌥)キーを押しながら、シート見出しを横にドラッグしましょう。
  3. コピーを挿入したい位置でマウスボタンを離します。マウスボタンを離してからOptionキーを離すのがコツです(順番が逆だと移動になってしまいます)。

トラックパッドで右クリックの代わりにメニューを表示したい場合は、controlキーを押しながらシート見出しをクリックするとショートカットメニューが開きます。Windowsと同じく「移動またはコピー」を選んで操作できます。

「編集」メニュー→「シート」から操作する

メニューバーから操作したい場合は次の手順です。

  1. コピーしたいシートをアクティブにします。
  2. メニューバーから「編集」→「シート」→「シートのコピー」を選びましょう。
  3. 「移動またはコピー」ダイアログが開くので、Windowsと同様に挿入先を指定し、「コピーを作成する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

Windows版とMac版のキー対応一覧表

操作の役割WindowsMac
コピー(ドラッグ併用)CtrlOption(⌥)
ショートカット起点Alt(Macは対応するショートカットなし)
右クリック相当右クリックcontrolキー+クリック または 副ボタン
メニューバー経由リボン操作「編集」→「シート」

重要:Windows版にあるシートコピーのショートカット(Alt→H→O→M)はMac版Excelには存在しません。Macではドラッグかメニュー経由で操作するのが基本となります。

Excelを中心に、業務効率化やデータ整理の考え方を研究・発信。関数や機能を“丸暗記させない”ことを大切にし、「なぜそうなるのか」「どう使い分けるのか」をやさしく解説する編集プロダクション。Excelが苦手だった人でも、明日から使える実践的なノウハウを届けます。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2026年5月15日(金) 発売

映画『正直不動産』と大コラボ!不動産の買い時を徹底検証、住宅価格高騰の今知るべき不動産の「ウソ・ホント」を専門家と解き明かす!最新メンズ美容アイテム特集では頭皮・UV・汗などこれからの時期へ徹底対策!さらにunoオールインワンシャンプーも付録についた充実号!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。