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元プロ野球選手・斎藤佑樹さんと男子7人制ラグビー選手・丸尾崇真さんに聞く快眠テクニック

2023.09.10

早稲田の先輩・後輩の斎藤佑樹さんと丸尾崇真さんが快眠の秘訣を語る

新商品「SYNERGY」の販売を記念し、以前よりシーリー製品を愛用している、早稲田実業高校、早稲田大学の先輩、後輩にあたる、元プロ野球選手の斎藤佑樹さんと男子7人制ラグビー日本代表の丸尾崇真さんによる新商品発表会が開催された。

【斎藤佑樹さん プロフィール】
早稲田実業学校高等部3年時に夏の甲子園で全国制覇。その後、早稲田大学に進学、2010年にドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団。2021年10月に引退を発表。現在は「株式会社斎藤佑樹」を設立し活躍の場を広げている。

【丸尾崇真さん プロフィール】
早稲田実業学校高等部卒業後、早稲田大学ラグビー蹴球部では3年次に日本一を経験し、4年では主将として準優勝に貢献。現在はオックスフォード大学進学に向けて日々勉学に励みながら、オリンピック出場に向けて男子7 人制ラグビー日本代表として活躍中。

斎藤さんが最初にシーリーで体圧分散を計測したのが2020年。肩の筋力が発達していて、横向きになったときの肩の部分に非常に荷重がかかっていることがわかった。

丸尾さんは今年3月に体圧分散を計測。背筋が発達していて背中の部分に荷重がかかっているため、背中の部分にフィット感の高い詰め物を施すことでマットレスの密着度を高め、緊張感のない寝姿勢を実現した。

――シーリーのマットレスを使用するきっかけは

斎藤さん「僕は右肩を下にして寝てしまう癖があり、自分に合っていないマットレスを使うと起きた時に右肩が痛くて腕がしびれてしまい、翌日の練習に響くことがありました。シーリーのマットレスを使ったらそれがリアルに改善されたので、以来、シーリーを愛用しています」

丸尾さん「大学の時からシーリーのマットレスを使用しています。初めて使った翌朝のことはよく覚えていて、寝起きの爽快感、疲れが取れたスッキリ感は、今まで使用していたマットレスと全く違っていました。ラグビーは体に大きな負担がかかるスポーツですが、シーリーのマットレスを使うことで、翌日の練習で良いもコンディションをキープしています」

――快眠のために心がけていることとは

斎藤さん「“運動×食事”ですね。引退して2年ほど経ちますが、運動量が減ってくると睡眠にも影響してくると実感しています。夕方に軽く運動するだけでその日の夜の睡眠が深くなると気づきました。寝る間際まで飲食をしているとやはり睡眠が浅くなってしまうので、僕の場合は寝る2~3時間前までに食事を済ませて就寝すると翌朝がすっきりと起きられます」

丸尾さん「“パジャマ×瞑想”です。僕は部屋着とパジャマを分けていて、寝るときは必ずパジャマに着替えて眠りへの準備をします。寝室にスマートフォンを持ち込まず、寝る直前には瞑想を5分ほどすることで、心と体を落ち着かせて良い睡眠にするように心がけています。海外遠征などもありますが、こうした小さなルーティンを実行すると、どんな環境においても良い睡眠ができています。

朝のルーティンとして必ずやっていることもあります。起きた直後に今立てている目標を頭の中で確認、今なぜ自分が頑張っているのかを自分の中で唱えます。その後に冷水シャワーを浴びます。冷水シャワーは冬でも実行しています。自分では1日たりとも冷水シャワーを浴びたいと思ったことはないですが、嫌なことを乗り越えるために朝一でやることで1日が頑張れると思い、毎日続けています。

日本人は世界的に見て睡眠時間が少ないと言われています。僕も大学時代は短かったのですが、今は必ず8時間寝るようにしています。8時間眠るようになったら日々の活力が全く違ってきました。睡眠をしっかり取ることはアスリートではない方でも元気の源として有効だと思うので、適切なマットレス選びからスタートしてしっかりと睡眠を取ってもらいたいと思います」

斎藤さん「時差ぼけがあるときや、なかなか寝付けない時は呼吸を意識するようにしています。息を4秒吸って8秒吐く、この深呼吸を繰り返すとよく眠れます。

現役時代は8時間睡眠時間を取っていたので22時にはベッドに入ることを目指してルーティンを作っていました。今は睡眠時間が6時間と短くなり、0時ぐらいに就寝するようにしています。個人的には睡眠時間の長さよりも、決められた時間に寝るために、食事や入浴の時間も決めるルーティンを作ることが、睡眠の質を高めることが大事だと感じています」

【AJの読み】睡眠がパフォーマンスに大きく影響するアスリートによる快眠アドバイス

丸尾さんが高校・大学の先輩である斎藤さんに「壁にぶつかった時の乗り越え方」など、現役アスリートとしての心構えを聞く場面では、斎藤さんは「自分が思うほど周りは気にしていない。自分の目標のためだけに何も恐れずに挑戦すればいい」とアドバイスも。

睡眠時間や睡眠の質など、現代人は睡眠の悩みを抱える人が多い。睡眠がパフォーマンスに大きく影響するアスリートが実践している「快眠のための秘訣」は、こうした睡眠に悩む人たちへの参考になる。その第一歩が、丸尾さんが指摘していた、自身の体に合った最適なマットレス選びということになるだろう。

文/阿部純子

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